創元推理文庫
殺人者の放物線

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  • サイズ 文庫判/ページ数 350p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488165024
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

内容説明

MIT出身の天才女性数学者グロリア・パーカー=シモンズはFBIから連続殺人事件の数学的分析を依頼された。女性を狙う猟奇殺人犯の正体は?秘密主義でうちとけることのないグロリアと、離婚係争中の捜査官キャグニー。ともに心に傷を負った二人が謎の殺人犯に挑む。毒物学者にして生化学博士、NASA等でキャリアを積んだ合衆国在住の異色のフランス女流ミステリ作家登場。

著者等紹介

藤田真利子[フジタマリコ]
英仏翻訳家。東北大学文学部仏文卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こだま

9
題名に惹かれ読み始める。主人公グロリアはコンピュータの計算により犯人を割り出すらしいのですが、いまいちピンと来なかった。2017/09/04

けいちゃっぷ

9
天才女性数学者がシリアルキラーを追う。 凡人なので数学を使っても変数ばかりで解をなさないんじゃないかと思ってしまうが、天才には何かが見えるのでしょう。 途中ももたついてる印象だし、最後はもう少し綺麗に決めて欲しかったな。 352ページ 2015/09/05

ゆきじん

1
数学を使って犯人を追い詰めるという設定自体は、それほど高い効果を生んでいない。しかし、主人公にとって「感傷という不治の病」を避けるために数学が必要なのだろう。この小説を傑作だと思うのは、他にない深さの心理描写と苦いキャラクター設定の良さだ。もっと翻訳してほしい。2022/02/27

voyager2

1
まあまあ面白いが、人物が多過ぎて今一つ構築しきれていない感。誰か一人後日談まで繋がるようなトレースがあれば、、、2019/07/01

コカブ

0
MIT出身の天才女性数学者グロリア・パーカー=シモンズは、数学の才能を生かして、フリーで仕事を請負って暮らしている。FBI捜査官のジェームズ・アーウィン・キャグニーは、連続女性殺人事件の捜査をグロリアに依頼した…。グロリアとキャグニーの捜査ドラマと、それぞれの人間模様を描いている。色々出てくる分、やや犯罪捜査の描写が薄まっているような気がする。シリーズ物なので主人公達の描写が多いのはやむを得ないが、どうも続刊は公刊されなかったらしい。確かに、色々盛り込みすぎて、続刊を読むかというとやや微妙な気もする。2013/02/07

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