ハヤカワ文庫SF<br> 無情の月〈下〉

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ハヤカワ文庫SF
無情の月〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150123802
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報



メアリ・ロビネット・コワル[コワル メアリ ロビネット]
著・文・その他

大谷 真弓[オオタニ マユミ]
翻訳

内容説明

ニコールは大統領選への出馬を目指す夫を地球に残して月へ向かうが、彼女の乗った宇宙船が月着陸時に事故を起こす。それも過激派の破壊工作と判明し、以降も月面基地での伝染病の蔓延、原因不明の停電発生と危機的状況が続く。ニコールは謎の破壊工作者の正体を突き止めるため調査に取り組むが、さらなる悲劇が起きた…。宇宙開発が進んだ世界での女性宇宙飛行士たちの活躍を描く、改変歴史SF第三弾。

著者等紹介

コワル,メアリ・ロビネット[コワル,メアリロビネット] [Kowal,Mary Robinette]
1969年ノースカロライナ州生まれ。2000年代半ばごろから雑誌に短篇を発表し、2008年にジョン・W・キャンベル新人賞を受賞。初長篇の『ミス・エルズワースと不機嫌な隣人』(ハヤカワ文庫FT)は、ネビュラ賞長篇部門とローカス賞第一長篇部門の候補となる。「火星のレディ・アストロノート」でヒューゴー賞ノヴェレット部門を受賞。同じ時間線を舞台にした『宇宙へ』でヒューゴー、ネビュラ、ローカス賞を受賞。ほかに短篇「釘がないので」でヒューゴー賞ショート・ストーリー部門を受賞した。操り人形師としても活躍し、夫のロバートとナッシュビルに暮らしている

大谷真弓[オオタニマユミ]
愛知県立大学外国語学部フランス学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぐうぐう

27
次々と起こる事件がページをめくる手を止めさせない。そういう意味で『無情の月』はサスペンス色が濃く、また犯人探しの側面もあることからミステリとしての強度がこれまで以上にあるのが頼もしい(その代償として、肝心のSFが薄れている点はいささか寂しい)。とはいえ、女性という立場を始終意識させる物語は本シリーズの肝であり、そこは片時も忘れていないし、忘れさせない。主人公ニコールを襲う悲劇にも作者は容赦ないが、悲劇でニコールを感傷の道具にするのではなく、強さへと導いていく展開は、まさしくこのシリーズの真髄だ。2023/03/22

宇宙猫

22
★★★★ 衝撃的な出来事が次々と起こり目が離せない。面白かった。D2023/07/22

わたなべよしお

18
 何というか、言い難いけど、全体に不思議な魅力があって、読むのをやめられない。実は内容にそれほど満足しているわけでもないし、今作の主人公、ニコールの将来も予定通りというか予定調和的だったし。でもね、次作も読んでみたいと思わせるんだよなぁ。2022/09/24

Mc6ρ助

17
『今日の特別議会で、・・が呼びかけた富裕層への控除撤廃という税制改革法案が、一一八対七の賛成多数で上院を通過した。現在、下院に送られているこの措置が実現すれば、今後三年間、州政府の収入増加が見込まれる。(p148)』やっぱり富裕層への課税だよね、『ひょっとしたら、いまでは使われていない(レガシー)システムがあるかもしれない(p188)』使われていない=レガシーだって、使われないものを作って来たんだこの十年、なんて言ってる場合じゃない公民権運動真っ盛り、未来を狭められた、でも科学が通用する世界が堪らない。2022/10/25

本の蟲

13
史実より宇宙開発が加速した歴史改変SF。『宇宙へ』『火星へ』に次ぐ「レディ・アストロノーツ」シリーズ三作目。月基地に蔓延する伝染病に、相次ぐ破壊工作。地球との通信途絶。ニコールは戦時中の経験を駆使して、テロリストの妨害を先読みして対処し、犯人を絞り込んでいく。この宇宙SFでありながら、現代より人種差別、性差別が一層顕著な60年代。疑わしい人物の経歴調査にも「戦時中(二次大戦)ではどこに所属していたの?」という問いかけから始まるギャップがおもしろい。2022/10/14

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