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出版社内容情報
画業55周年記念デビュー以来の短編を集成
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画業55周年記念デビュー以来の短編を集成
「異能の作家」として手塚治虫をはじめ多くの作家からリスペクトを集め続ける鬼才・諸星大二郎氏の画業55周年を機に、「諸星大二郎短編集成」全12巻を刊行いたします。その唯一無二かつ、多彩なジャンルを越境する夢魔的な諸星短編を、原初から最新作にわたり集大成、単行本未収録もふくめて編年体でその全体像を捉えた、初の集成となります。
第4回配本は第5集。表題作「流砂」や中編「ミノスの牡牛」、ショート作品など全16編を収録。
■【諸星大二郎短編集成・全12巻】刊行予定
第1回配本(2026年1月)
第2集 『猫パニック』
第2回配本(2026年3月)
第3集 『地下鉄を降りて』
第3回配本(2026年5月)
第4集 『砂の巨人』
第4回配本(2026年7月)
第5集 『流砂』
第5回配本(2026年9月)
第6集 『影の街』
第6回配本(2026年11月)
第7集 『塔に飛ぶ鳥』
第7回配本(2027年1月)
第8集 『Gの日記』
第8回配本(2027年3月)
第9集 『風が吹くとき』
第9回配本(2027年5月)
第10集 『シンデレラの靴』
第10回配本(2027年7月)
第11集 『影人』
第11回配本(2027年9月)
第12集 『月童(ユエトン)』
第12回配本(2027年11月)
第1集 『生物都市』
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
19
アイデアで奇抜な設定を構築することは可能だが、この時期の諸星大二郎の短編は、それだけで終わらない深みに満ちている。逆に言えば、奇抜なアイデアであったとしてもそれに依存しない姿勢が窺えるのだ。「流砂」や「沼の子供」、あるいは「黒石島殺人事件」に「鎮守の森」、そして「ぼくとフリオと校庭で」がもたらせるただならぬ余韻は、そんな諸星の姿勢ゆえだろう。このあとに大長編となる『西遊妖猿伝』が始まるのだから、この頃の諸星は神がかっていたとしか思えない。2026/08/07
KDS
6
第5集には1982年から84年の作品を収録。しかし「ミノスの牡牛」だけは1986年の作品だそうで、ページ数の関係で年代が前後するこのような形になったということ。年代順といってもいろんな諸事情で完璧なものにはならないらしい。本書収録作品は「沼の子供」「鎮守の森」「ぼくとフリオと校庭で」「子供の王国」などのようにいろんな単行本に収められている名作が多い。中でも「鎮守の森」はイチオシ作。一つ目小僧伝説をベースにしており、のどかな田舎の描写から一転恐怖に転じるその衝撃度といったら…「鬼だ…俺は鬼になった」名台詞。2026/08/01




