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鍵善―京の菓子屋の舞台裏

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  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093115773
  • NDC分類 588.36
  • Cコード C2076

出版社内容情報

老舗の菓子づくりの現場と職人技を大公開!

京都・祇園町の「鍵善良房」(通称:鍵善)は、江戸・享保年間から続く老舗の和菓子店です。

本書では、和三盆糖や葛など、日本の風土が生む稀少で上質な原材料の生産者や、それを用いて美しい和菓子をつくる職人の仕事ぶりを、多くの写真とともに紹介します。

また、菓子木型や菓子箱、包装紙に関わる職人やアーティストなど、鍵善の銘菓をあらゆる面から支える人々を軸に、伝統を守りつつ時代に合わせた変革と挑戦を続ける老舗の舞台裏をお見せします。

この本には、昔ながらの手仕事を大切にする職人の姿や、菓子に込めた店主の思いが詰まっています。和菓子ファン、京都ファン、手仕事ファン、伝統産業に関わる方々、そして日本文化を愛する方々の心に響く1冊です。

【編集担当からのおすすめ情報】
おすすめ1
和三盆糖や葛など、菓子の材料がつくられる現場を紹介!
おいしい菓子は上質な材料から。サトウキビの収穫や葛の精製など、普段目にすることのできない現場の様子を豊富な写真で紹介しています。
もちろん、それらの材料を使ったさまざまな菓子づくりの工程や職人の姿もお見せします。

おすすめ2
黒田辰秋、鈴木悦郎など鍵善を支えたアーティストにも注目
今も店内で使われている「大飾棚」や、かつての「くずきり用器」などを制作したのは、木漆工芸家の黒田辰秋。
画家の鈴木悦郎は、鍵善の包装紙や掛け紙、多くの菓子木型をデザインしました。
そんなアーティストたちと鍵善との関わりや、歴代の店主との交流も紹介しています。美術ファンにも興味深い逸話がいろいろ!

おすすめ3
四季折々の風物を映したかわいらしいお菓子が満載!
鍵善の銘菓「園の賑い」や「ひな菓子」に入る落雁などの干菓子や半生菓子をたっぷり紹介。
また、鈴木悦郎がデザインした菓子をすべて原寸大で掲載したページも。
どれも愛らしくて、見ていて幸せな気持ちになれます!

内容説明

「菓子はたくさんの人の力でできている。鍵善を支える凄腕の職人たちをご紹介します」

目次

第1章 この菓子の舞台裏にいる人たち(「菊寿糖」と和三盆糖屋さん;「くずきり」と氷屋さん、葛屋さん;「甘露竹」と竹屋さん)
第2章 手がかかる!うちの菓子づくり(園の賑い;花びら餅;おひもさん;ひな菓子)
第3章 菓子屋に彩りを添える人と技(鈴木悦郎の意匠図案;黒田辰秋の調度品;田中一史さんの菓子木型;大黒晃彦さんの花)
終章 祇園町の菓子屋 過去と未来をつなぐ(菓子屋併設の喫茶室の先駆として)

著者等紹介

今西善也[イマニシゼンヤ]
「鍵善良房」15代目当主。1972年、京都・祇園町に享保年間から続く「鍵善良房」の長男として生まれる。同志社大学を卒業後、東京・東銀座「清月堂本店」で修業。その後、「鍵善良房」に戻り、2008年に父の意向で社長交代。京菓子の伝統を守りながら、時代に寄り添う菓子をつくる。2012年、祇園町南側に和菓子とコーヒーを楽しむ「ZEN CAFE」をオープン。2021年、黒田辰秋をはじめ鍵善に残る美術品と祇園町の文化を伝える小さな美術館「ZENBI―鍵善良房―KAGIZEN ART MUSEUM」を開館。館長として、令和5年度、文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞(芸術振興部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

seu

2
京都祇園町で十五代続く菓子屋、鍵善良房の現主人による、菓子屋の舞台裏の紹介。和三盆糖、吉野葛と言った原料から、竹筒、意匠図案、木型、調度品、花など、鍵善の菓子作り、店作りに欠かせない職人たちの仕事を紹介。2025/03/09

Go Extreme

1
菓子づくりへの思い 人との繋がり 古参の職人 質の良い菓子 原材料の生産者の現場 ざっくばらんな話 「菊寿糖」 和三盆糖 店を代表する菓子 洗練された甘み コクのある風味 友江製糖所 「太キビ」という種苗 美味しい和三盆糖 木型で打つ 江戸時代から同じ形 奇跡のような木型 滋賀県産の純氷 コシが命 菊の花の露 収穫したサトウキビ 遠心分離機 熟練したスタッフの箱詰め 福々しい仕上がり 竹筒に入った水羊羹 竹定の竹筒 糸寒天と北海道産小豆のこしあん 菓子箱は上生菓子の矜持 菓子木型は菓子屋の宝物 山桜の木型2025/05/14

hagakure

1
菓子は「農」 著者の言葉に深い感銘を受けた。 菓子は、幾多の素材を基に作られる。良き菓子の作り手に勝るとも劣らぬ意志を持って良質無比な素材が産み出される。 その複雑な工程、飽くなき質への追究、産みの苦難は想像をはるかに超える。時に時代にそぐわない問題に直面しつつも「よきもの」へのこだわりを貫き、血の滲む努力で歩み続ける姿は感動を禁じ得ない。 世のあまたの思いを、意志をまとい、精魂込めたひとつの銘菓がうまれることを、あらためて感じさせる本書である。ものをつくりの有り様を、今一度考え直す時期ではなかろうか。2024/11/10

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