集英社新書<br> 戦国ブリテン―アングロサクソン七王国の王たち

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集英社新書
戦国ブリテン―アングロサクソン七王国の王たち

  • 桜井 俊彰【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087213003
  • NDC分類 233.035
  • Cコード C0222

出版社内容情報

本邦初!英国のアングロサクソン七王国時代を描いた新書。
滅ぼすか、滅ぼされるか。八人の王の決断とは――。
栄枯盛衰の道を辿った七つの国々と、その国王らの波瀾万丈な生涯から英国史の出発点が明らかになる。

【主な内容】
イングランド王国成立前、6世紀後半から10世紀前半までの約400年間。
ブリテン島は戦乱の世を迎えていた。
アングロサクソン七王国(ヘプターキー)時代だ。
激しい抗争が繰り返され、7つの王国は栄枯盛衰の道を辿る。裏切りと策略が飛び交う中で、問われる王の決断。
本書では、七王国時代を生きた8人の王の生涯を読み解く。最初にキリスト教に改宗したエゼルベルト王や、イングランド王国の礎を築いたアルフレッド大王といった個性豊かな王の生き様を通じて、英国史の出発点を解き明かす。

【目次】
1:フランクの圧力をかわし、七王国に号令
―エゼルベルト(ケント王国)―
2:奥さんに尻を叩かれながら、覇王
―レドワルド(イーストアングリア王国)―
3:もしも、確かさを約束してくれるのなら……
―エドウィン(ノーサンブリア王国)―
4:覇王になれなかった異教の王
―ペンダ(マーシア王国)―
5:シャルルマーニュと渡り合った「アングル人の王」
―オッファ(マーシア王国)―
6:ライバルを制し、新たな戦いの時代へ
―エグバート(ウェセックス王国)―
7:無数の矢を射られ、ハリネズミのようになって殉教
―セント・エドモンド(イーストアングリア王国)―
8:デーンを叩き、イングランド王国の土台を創った末っ子王
―アルフレッド(ウェセックス王国)―

【著者プロフィール】
桜井 俊彰(さくらい・としあき)
1952年、東京都生まれ。
歴史家、エッセイスト。
1975年、國學院大學文学部史学科卒業。
1997年、ロンドン大学ユニバシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)史学科大学院中世学専攻修士課程(M.A.in Medieval Studies)修了。
著書に『イングランド王国前史』『消えたイングランド王国』『スコットランド全史』『イングランド王国と闘った男』『長州ファイブ』など多数。

内容説明

イングランド王国成立前、六世紀後半から一〇世紀前半までの約四〇〇年間。ブリテン島は戦乱の世を迎えていた。アングロサクソン七王国時代だ。激しい抗争が繰り返され、七つの王国は栄枯盛衰の道を辿る。裏切りと策略が飛び交う中、問われる王の決断…。本書では、七王国時代を生きた八人の王の生涯を読み解く。最初にキリスト教に改宗したエゼルベルト王や、イングランド王国の礎を築いたアルフレッド大王といった個性豊かな王の生き様を通じて、英国史の出発点が明らかになる。

目次

プロローグ やってきた刺客
1 フランクの圧力をかわし、七王国に号令―エゼルベルト(ケント王国)
2 奥さんに尻を叩かれながら、覇王―レドワルド(イーストアングリア王国)
3 もしも、確かさを約束してくれるのなら…―エドウィン(ノーサンブリア王国)
4 覇王になれなかった異教の王―ペンダ(マーシア王国)
5 シャルルマーニュと渡り合った「アングル人の王」―オッファ(マーシア王国)
6 ライバルを制し、新たな戦いの時代へ―エグバート(ウェセックス王国)
7 無数の矢を射られ、ハリネズミのようになって殉教―セント・エドモンド(イーストアングリア王国)
8 デーンを叩き、イングランド王国の土台を創った末っ子王―アルフレッド(ウェセックス王国)
エピローグ 七王国時代と『指輪物語』

著者等紹介

桜井俊彰[サクライトシアキ]
1952年、東京都生まれ。歴史家、エッセイスト。1975年、國學院大學文学部史学科卒業。1997年、ロンドン大学ユニバシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)史学科大学院中世学専攻修士課程(M.A. in Medieval Studies)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

113
世界史でノルマン・コンクエストは教わるが、それ以前の日本なら飛鳥時代から平安前期に相当する歴史はほとんど知られていない。日本人に最も縁遠い時代を知ることのできる概説書が出たのは嬉しいが、改めて当時の複雑怪奇さを思い知る。国名も人名もそっくりなのが頻出し、欲にまみれた裏切りと殺し合いが続く戦乱期だったのだ。そこに知性と忍耐を備え、戦争に勝ち国威を高めた8人の王を通じて英国史の初期が見えてくる。力だけが正義の世界で必死で戦った王たちに比べ、国際的な戦乱や宗教対立が絶えない現代人はどれだけ進歩したと言えるのか。2024/04/14

よっち

41
イングランド王国成立前のアングロサクソン七王国時代。その栄枯盛衰の道を辿った7つの国々と、8人の国王の波瀾万丈な生涯から英国史の出発点を探る一冊。6世紀後半から10世紀前半までの約400年間、最初にキリスト教に改宗したエゼルベルト王や、イングランド王国の礎を築いたアルフレッド大王といった個性豊かな王の生き様から、分裂状態にあった英国がどのような経緯で統一国家という形に向かっていったのかを解説していて、フランクやデーン人などの外圧に脅かされる中、波瀾万丈な人生を送った王たちの生き様がなかなか面白かったです。2024/03/06

Myrmidon

8
イギリス六世紀~十世紀の、いわゆる七王国(へプターキー)時代を、重要な王8人の事績を中心に紹介する。しっかりした歴史学の本ではなく、物語調の語り口に、資料が不足している(つまり、かなり多く)は筆者の独断と妄想で補うスタイルなので、三国志演義とまでは言わないが、司馬遼太郎くらいの史実性かな。まあ自分のように何も知らない人間がスナック感覚で読むには良いか。個人的には、『ゲーム・オブ・スローンズ(炎と氷の歌・七王国の玉座)』が恐らくこの時代をアイデア・ソースの一つにしてそうで、それなりに面白く読めた。2024/02/23

ワタシ空想生命体

6
ウェセックスのアルフレッド大王の逸話は子供向けの学研『物語世界史』で触れたが、七王国のエピソードは全く知らないことばかりだった。ノルマンコンクエスト以前のイギリス史がこんなに面白いものだとは想像しなかった。2024/04/19

S_Tomo🇺🇦🇯🇵

4
イギリスのイングランド王国成立した前の戦乱の時代を8人の王の生涯を通して七王国から一つの王国に統合される歴史をまとめた一冊。西暦六世紀から十世紀直前の範囲なので日本だと飛鳥時代の少し前から平安時代の半ばくらいの出来事か。他国の王達の上に君臨する「上王」の中でも傑出した「覇王」とか船に乗り街を破壊し掠奪の限りを尽くす「大異教徒軍団」とか厨二マインドを擽るパワーワードがちらほらと。しかし千年以上も前からこんな修羅の国のような歴史を持つイギリスは怖いよ(自国の歴史書そっと閉じ)2024/03/12

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