出版社内容情報
※特典は終了いたしました。
天文学、物理学、数学、生物学……この世界の不思議な現象と美しい学問知識を、絵と文で紹介する図鑑。ベストセラー『知りたいこと図鑑』に続く教養雑学本シリーズ第2弾!
内容説明
世界はどうやって作られているのか。学問の根底には、誰もがもつ素朴な疑問があり、切実な探求の物語がありました。そんな美しい物語のかけらを拾い集めて、箱に並べたのがこの本です。
目次
第1章 身の回りを捉えなおす(「天からの手紙」に書かれた六角形の秘密 雪の結晶;空から降る謎の物体と人類との交流 鉄 ほか)
第2章 見えないパズルを解く(数学的思考のはじまりを示唆する遺物 骨と刻み目;紀元前中国、亀の甲羅に描かれた謎 魔方陣 ほか)
第3章 世界の仕組みを知る(魔術師たちが取り組んだ神秘と化学の秘術 錬金術;酸素発見までの道のりと近代化学の夜明け フロギストン ほか)
第4章 宇宙の謎を探求する(宇宙はどうやって誕生した?138億年前の激動のドラマ ビッグバン;偶然見つかった雑音は宇宙誕生時の残光 宇宙マイクロ波背景放射 ほか)
著者等紹介
古河郁[フルカワイク]
天文学、物理学、数学、錬金術などを主なテーマとしてイラストや文章の創作を続けているクリエイター。本作が初めての著書となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
162
見かけない図鑑を見つけたので、読みました。 お金で買えない価値がある、実は一見無価値な物に価値があるのかも知れません。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322403000596/2024/10/01
がらくたどん
56
以前読んだ『知りたいこと図鑑』 https://bookmeter.com/books/21366417 に続く「イラスト雑学シリーズ」の第2弾とのこと。こちらはイラストレーター総勢18名による合作で自然科学分野の「聞いた事あるけど・・」的なトピック74項目を「パズル」とか「宇宙」とかの四つのブロックに分けて見開きでイメージ解説する。テキスト文執筆での参考図書の他に比較的ライトな発展読書用の図書も紹介。ルビ無しだがイラストは多彩だし文章は大変に平易なので興味があれば中学生でも。今年のブックサンタ候補です♪2024/10/23
花ママ
55
読み友さんのレビュー読んで、さっそく図書館へ。数学・物理学・物理学など、素敵なイラストと共に、私みたいな理系オンチにもわかりやすく、読みたい気持ちにさせる図鑑でした。ちんぷんかんぷんな項目も多々ありましたが、何だか少し賢くなったような気もして、楽しく読了しました。特に「宇宙の謎を探求する」の章はワクワクしました。別の物語で、火星の夕焼けが青いこと知っていました。2024/10/27
かんらんしゃ🎡
39
読友さんのレビューを受け、孫のX'masにどうかと。その前に図書館本で読んでみた。一つひとつの事をwikiで調べると嫌になるほど長いし難しい。それを見開きの1ページで大まかに説明し、片側に大きなイラストを施す。1/3は知らない言葉で、1/3は聞き覚えある程度の言葉。好奇心が刺激され大人でも楽しい。この本をとっかかりに何か一つでも興味を持ってくれればいいな。 2024/11/28
月の実
30
図書館本。本書には“天文学、物理学、数学、生物学の世界を彷徨いながら拾い集めた「かけら」のコレクション”とありますが、そのかけらの奥に壮大な世界の物語を開く扉とも感じられて…。キラキラした物語性も感じる知識のかけらと美しい絵が、大人版絵本のようなトキメキをくれる一冊でした。12人のイラストレーターさんがそれぞれ絵を担当しており、各々のテイストがあって自分の推しイラストレーターさんが見つかりそう。(続く↓)2025/03/01