集英社新書<br> 富山は日本のスウェーデン―変革する保守王国の謎を解く

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集英社新書
富山は日本のスウェーデン―変革する保守王国の謎を解く

  • 井手 英策【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087210446
  • NDC分類 302.142
  • Cコード C0233

出版社内容情報

ワークシェアリング的な雇用環境、女性が働きやすい仕組み、独居老人の少なさ、公教育への高い信頼……保守的な土地柄のはずの富山で「リベラルの理想」が実現しつつある。その背景にあるものとは。




井手 英策[イデエイサク]
著・文・その他

内容説明

富山県は県民総生産が全国三一位の小さな自治体だが、一人当たりの所得では六位、勤労者世帯の実収入では四位に浮上する。背景にあるのは、ワークシェアリング的な雇用環境と女性が働きやすい仕組みだ。さらに、公教育への高い信頼、独居老人の少なさなど、まるでリベラルの理想が実現しているかのようだ。しかし、北陸は個人よりも共同体の秩序を重視する保守的な土地柄とされる。富山も例外ではない。つまり、保守王国の中から「日本的な北欧型社会」に向けた大きなうねりが起きているのだ。一〇年間にわたって富山でのフィールドワークを続けてきた財政学者が問う、左右の思想を架橋する一冊。

目次

序章 保守と革新、右と左を超えていくために
第1章 富山の「ゆたかさ」はどこから来るのか
第2章 どのように富山県の「ゆたかさ」は形づくられたのか?
第3章 家族のように支え合い、地域で学び、生きていく
第4章 危機を乗り越えるために「富山らしさ」を考える
終章 富山から透視する「歴史を動かす地域の力」

著者等紹介

井手英策[イデエイサク]
1972年福岡県生まれ。博士(経済学)。東京大学大学院経済学研究科博士課程を単位取得退学し、日本銀行金融研究所に勤務。その後、横浜国立大学などを経て、慶應義塾大学経済学部教授に就任。専門は財政社会学。2015年大佛次郎論壇賞、2016年慶應義塾賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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skunk_c

46
今春砺波平野の散村を車で走った。1軒1軒の農家のたたずまいの素晴らしさに固唾を吞んだ。その秘密が少し分かった気がする。水田単作で土地収益があまり高くないため、古くから兼業率が高く、また「保守王国」としての高度成長期からの産業政策が、生活圏内に兼業先を生み出して行ったこと、そこから女性の就業率も高くなったため、世帯所得がかなり高いのだ。スウェーデンが社会を家族になぞらえた話は知っていたし、家族観を更新しながらその良さを生かしていくコミュニティ作りに関しては、この著者らしい視点を感じた。2019/10/17

けんとまん1007

37
そこに生まれ、暮らしていると気づかないことが多いというのは、頷ける。実際、富山に生まれ、暮らしているので、そうなんだと思うことも多い。暮らしやすさランキング等のことで、いろいろ既知のことは多いが、改めて、その背景などを知ることで、納得感が違う。スウェーデン云々というのは、どうかなとも思うが、ある意味、その違いを知ることでわかってくることもある。富山モデルがあること自体、一つの答えなのだと思う。2019/01/15

きいち

31
橋を架ける貴重な行い。それを可能にする富山での長年のフィールドワーク、多くの事例。◇なんとか稼いで生活を守る。そのために手っ取り早いのは家族がまとまること、それでも何ともならなければ共同体の力を活かし、さらに公的な制度を使う。この順序は、あるべき姿とかそんなことおかまいなしに、単純に合意形成が早いかどうか。あるものは使う、ないものは持ってくる。だって優先すべきは生活だから。そのぶれなさが、住みやすさ1位を生んだ。◇だから、どこでも真似はできる。そのままじゃない、その場その場のあるものを活かすという意味で。2018/11/01

樋口佳之

26
んー。スウェーデンを理想と見た事は無いし。/富山または北陸モデルを語るのに真宗王国であった事に触れないのは何故?北欧社民諸国もルター派の地位絶大でしょう。共通性があるとしたらそこだろうと思う北陸出身者です。/祖母の通夜に皆さんマイお経持参され、町会長の叔父のリードでお経の合唱(言葉が見つからない)が行われる。そんな事があるエリアなのです。2018/12/23

舞人(maito)

18
住みよさ暮らしやすさの指標で例年日本一をとり続ける富山県。その内なる秘密と可能性に迫った1冊。知られていない“北陸の産業国”としての強みや、経済的なものじゃない“豊かさ”の可能性など、地味だが大切な富山の取り組みや県民性が具体的な事例と共に描かれている。これ1冊で富山のことが本当によくわかる、水産物の県だけとは言わせない!(笑)近年注目されている“幸福度”や“心の豊かさ”とは何か、富山を通じてその正体が見えてくるかも?2018/09/21

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