出版社内容情報
◆【オリジナルポストカード付き!】
初回配本限定で、映画場面写真を使用したオリジナルポストカードが1枚封入されます。
「ウェブストア専用在庫」でご注文(※店舗受取を含む)のお客様には、特典付きの書籍を発送いたします。
数には限りがございますのでお早めに!
※絵柄は全3種+シークレット1種の全4種ございます。
ランダム封入となりますので、絵柄をお選びいただくことはできません。
予めご了承くださいますようお願いいたします。
◆【映画ビジュアルの全面帯付き!】
映画ビジュアルの全面帯も付いております。
あったかもしれない九龍城砦の風景を美麗な印刷でお楽しみください!
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1980年代、香港。武侠の道でその名を知られる青年・陳洛軍(チャン・ロッグワン)は、裏社会を牛耳る大老?(ボス)に騙されて、追われる身となってしまう。洛軍は、大老?の手が唯一及ばない場所である魔窟・九龍城砦に足を踏み入れるのだが……!? 映画原作、《九龍城砦》シリーズ開幕篇!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
活字スキー
16
【陳洛軍は雨の中を、耐えがたい屈辱を抱いたまま走った。ああ、それは勇ましくも悲しい── 浪漫逃避行!】なんやコレ。10年以上前に書かれたこの荒唐無稽な小説が映えるエンタメ寄りに漫画化され、さらにそこから本質的なエッセンスを抽出、凝縮して映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』は制作された。ので、主要キャラの名前と九龍城砦が出てくる以外は全然違う。映画のファンが軽い気持ちで読むと相当面食らってしまうので要注意。まあ、コレはコレで面白かったけどさ!2025/08/04
yosa
15
次々とアジア圏どエンタメが入ってくる。映画は観ていないので頭に浮かぶビジュアルはまんま龍が如く。でも本質はドラゴンボールとかキン肉マンとかジャンプ漫画のそれ。地の文が書き込み過ぎで文芸としては弱いものの、おかげで状況がわかりやすくて頭からっぽにしてストレートに読めるから、普段本を読まない人にもきっと面白く読めるはず。主人公の陳洛軍が本当にいいキャラなのでぐいぐい読めてしまう。ははん、大人のラノベね、なんて高をくくっていたら終盤怒濤の展開でびびった。予想の遥か上を行く決着。こりゃ映画も観たくなってきたな。2025/07/17
ぱに
4
映画トワイライトウォリアーズ公開からずっとハマり続けてやっと読めた原作本。映画とはかなり違うと聞いていた通り、根幹の設定は変わらないもののかなり違う。漫画っぽいなーと思ったら原作者さんは元々漫画原作をやっていたとのことで納得。少年ジャンプを読んでいるかのような感覚ですごく読みやすかった。地名やキャラ名の広東語読みにすべてふりがながふってあるのが本当に親切でより読みやすい。日本カルチャーへの描写も多くて親近感がわくのもいい。続編も楽しみ!おもしろかった!原作者さんのあとがきがとてもいい。2025/07/25
YSHR1980
4
きっかけはもちろん映画からですが、こちらは完全に少年漫画のテイストで、アクションの描写も実写に負けず派手で楽しめた。叉焼飯がこれほど重要なアイテムだったとは。2025/07/18
tsune3
3
映画原作というより原案という感じ。舞台と登場人物の核となる部分を引き継いで、キャストたちの人柄で味付けしてたんだな〜! 母や友を大切にする洛軍、見た目に反して優しく熱い四仔、兄貴ぶりが恰好良い十二少、なんかおもしれー男の信一…小説版にしか登場しないキャラたちも愛おしい。二作目も楽しみ。 訳者か、余兒先生の書きぶりなのか、邦訳版ハリー・ポッターを感じてしまった!君も、そうは思わないか!2025/07/22