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出版社内容情報
たったふたりで世界からの逃避行を続けていた、《魔王》・レーヴェと憂人に差し伸べられた救いの手。
「私は雪咲メノ。レーヴェちゃんの味方だよ」
《知識》を司る天使たる彼女の協力により、レーヴェたちは追っ手から逃れ、ひとときの穏やかな安寧の日々に揺蕩う。
一方、目前で《魔王》を逃したエレオノーラは、『聖戦の真実』に揺れる天使たちにレーヴェと憂人の素性を開示し選択を迫る――果たして《魔王》を討つべきなのかと。
「……終わらせましょう。この聖戦を――」
第28回スニーカー大賞《大賞》作、聖戦の帰結する第3幕。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
22
たったふたりで世界からの逃避行を続けていた魔王レーヴェと憂人に差し伸べられた救いの手。《知識》を司る天使たる雪咲メノの協力で事態が動き出す第3弾。メノの協力により追っ手から逃れ、ひとときの穏やかな安寧の日々を過ごすレーヴェたち。一方、目前で魔王を逃したエレオノーラは、『聖戦の真実』に揺れる天使たちにレーヴェと憂人の素性を開示し選択を迫る展開で、世間にも公表される魔王と天使の真実、そして憂人に突きつけられる究極の選択があって、こうなるしかなかったのか…と思わざるをえないその結末には切なくなってしまいました。2025/08/03