出版社内容情報
西暦2599年――。火星有人調査『バグズ2号』計画、中断。生き残った乗務員2名が、地球へと帰還した。その頃、地球の中南米密林地帯では、政府軍と闇バグズ手術を施されたゲリラ部隊が熾烈な戦闘を繰り広げていた!
内容説明
西暦2599年―。火星有人調査『バグズ2号』計画、中断。生き残った乗務員2名が、地球へと帰還した。そのころ、地球の中南米密林地帯では、政府軍と闇バグズ手術を施されたゲリラ部隊が熾烈な戦闘を繰り広げていた!『アネックス1号』計画へと至るミッシングリンク、小説で解禁。
著者等紹介
貴家悠[サスガユウ]
1988年神奈川県生まれ。2011年ミラクルジャンプにて『テラフォーマーズ』掲載、デビュー。同作の原作を手がける。2013年「このマンガがすごい!」オトコ編で第1位を獲得
橘賢一[タチバナケンイチ]
1977年埼玉県生まれ。2007年週刊ヤングジャンプ誌上にて『ラッキーセブンスター』を連載
東山彰良[ヒガシヤマアキラ]
1968年台湾生まれ。第1回「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞受賞、2003年『逃亡作法TURD ON THE RUN』でデビュー。2009年『路傍』で第11回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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流言
40
地球温暖化が激化し抗争が絶えない26世紀の南米を舞台に、塵よりも軽く火星のように熱い命を賭けた戦いを描いたスピンオフ。本編では描写の少ない26世紀の世界を活かし、本編以上に恵まれない、明日がないかもしれない環境で戦うルナたちの戦いは原作初期の張りつめた緊張感とページをめくるのがおぞましい嫌悪感を思い起こさせる。ロニーの悲願が『プラナリア型』という形で達成されたいたり、本書だけでは腑に落ちなかったであろう『地球にテラフォーマーがいるという事実』も本編で回収されていたりと原作とのリンクが胸を熱くさせてくれた。2015/07/23
たにしぃ
9
Gが中盤まで出て来ないのでじりじりしながら読んだ。Gが想像以上に外道だった。そしてやはりあの国が登場…2014/10/23
D4C
4
一応テラフォーマーズなんだけど、変異しての戦いがほとんどないのが、かなり残念。しかも、5人しか能力を得た者が登場せず、またそれぞれ数回程度しか変異していません。物語としては面白かったけど、テラフォーマーズとしてはちょっと物足りなかったかな。2015/08/07
睦月
4
あいつが地球にもいる!!わりと切ないラブストーリーだった。2014/09/10
しほ
2
アドルフ外伝より、こっちの方が好きだった!最後はトリハダ止まらなかったし!やっぱり血は争えないんだなぁー。2015/09/05
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