出版社内容情報
世界的なタイトルを次々に生み出す、漫画家、イラストレーター、映像監督、シナリオライターなどのジャンルに囚われない創作者の顔を持つ大友克洋。漫画だけではなく、絵コンテ集、シナリオ集、アニメといった全仕事を時代順に組み直したファン待望の全集がいよいよ発売!
第1回配本
第8巻「童夢」
第21巻「Animation AKIRA Storyboards 1」
第2回配本
第2巻「BOOGIE WOOGIE WALTZ」
第22巻「Animation AKIRA Storyboards 2」
・初版限定特典:各巻にステッカーを封入
・第1期全巻購入特典:「大友克洋オリジナルデザイン 全集特製Tシャツ」
(第1期全11冊に封入される応募券を集めて応募)
【内容紹介】
大友克洋が20~22歳のころ、1974~1976年にかけて発表した15編の短編漫画作品を発表順に収録した作品集。
1982年に綺譚社より発行された単行本『BOOGIE WOOGIE WALTZ』の収録作を中心に、『ONE DOWN』、江戸川乱歩の短編を漫画化した『鏡地獄』という、これまで単行本には未収録だった2作品の、待望の初収録が実現したコンプリートな編成となっている。
後に『童夢』や『AKIRA』へと結実する、若き大友克洋の粗削りながらも実験的で、新たな表現を模索する非凡な才気を深く味わうことのできる、意欲作ぞろいの内容だ。
なお『目覚めよと呼ぶ声あり』は発表時にも単行本でも割愛された幻のラストページがあり、これは本書にて初公開となる。
綺譚社刊行の『BOOGIE WOOGIE WALTZ』と『GOOD WEATHER』の2冊は、当時ほぼ通信販売のみの流通で、ほとんど書店に並ばなかったこともあり、長らく入手困難であった。
そんな初期作品集が、未収録レア作品を加え、何と40年ぶりの正式・完全な復刻となる!
※「OTOMO THE COMPLETE WORKS」第2巻
【目次】
BOOGIE WOOGIE WALTZ(週刊漫画アクション 1974年4月25日号)
BOOGIE WOOGIE WALTZ(週刊漫画アクション 1974年5月23日号)
ONE DOWN(週刊漫画アクション 1974年7月4日号)
目覚めよと呼ぶ声あり CHORAL PRELUDE WACHET AUF ――「コーラル」より前奏曲(週刊漫画アクション 1974年8月15日号)
心中 ―’74―(週刊漫画アクション 1974年10月3日号)
傷だらけの天使 第一話「暗夜行路」(週刊漫画アクション 1974年10月31日号)
傷だらけの天使 第二話「パック 糞面白くもなかった今日の終わりに」(週刊漫画アクション 1974年12月5日号)
傷だらけの天使 第三話「短距離走者の連帯」(週刊漫画アクション 1975年2月6日号)
傷だらけの天使 第四話「醜悪の軋み」(週刊漫画アクション 1975年3月6日号)
傷だらけの天使 第五話「チュンパラブギウギチュンパラブギ」(週刊漫画アクション 1975年6月5日号)
傷だらけの天使 第六話「スカッとスッキリ」(週刊漫画アクション 1975年8月7日号)
辻斬り(漫画アクション増刊 1975年8月23日号)
傷だらけの天使 第七話「ROCK」(週刊漫画アクション 1975年11月27日号)
鏡(漫画アクション増刊 1975年1月3日号)
鏡地獄 原作:江戸川乱歩『鏡地獄』(別冊漫画アクション 1975年3月12日号)
解説
【著者プロフィール】
大友克洋
漫画家・映画監督。宮城県出身。
1973年「漫画アクション」にてデビュー。代表作に『童夢』『AKIRA』など。
1988年、自ら制作したアニメーション映画『AKIRA』は日本国外でも高い評価を受け、海外における日本アニメムーブメント(ジャパニメーション)のさきがけとなった。
2013年、日本政府より紫綬褒章。2014年、フランス政府より芸術文化勲章オフィシェ。
2015年、第42回アングレーム国際漫画祭・最優秀賞(フランス)。
目次
BOOGIE WOOGIE WALTZ
ONE DOWN
目覚めよと呼ぶ声あり CHORAL PRELUDE WACHET AUF―「コラール」より前奏曲
心中―’74秋―
傷だらけの天使第一話 暗夜行路
傷だらけの天使第二話 パック糞面白くもなかった今日の終わりに
傷だらけの天使第三話 短距離走者の連帯
傷だらけの天使第四話 醜悪の軋み
傷だらけの天使第五話 チュンパラブギウギチュンパラブギ
傷だらけの天使第六話 スカッとスッキリ
辻斬り
傷だらけの天使第七話 ROCK
鏡
鏡地獄
解説
感想・レビュー
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ねりわさび
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