OTOMO THE COMPLETE WORKS(大友克洋全
OTOMO THE COMPLETE WORKS〈第21巻〉Animation AKIRA Storyboards〈1〉

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  • サイズ B5判/ページ数 488p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784065262641
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0979

出版社内容情報

世界的なタイトルを次々に生み出す、漫画家、イラストレーター、映像監督、シナリオライターなどのジャンルに囚われない創作者の顔を持つ大友克洋。漫画だけではなく、絵コンテ集、シナリオ集、アニメといった全仕事を時代順に組み直したファン待望の全集がいよいよ発売

・第1回配本の発売日:1月21日(金)
・シリーズ名:OTOMO THE COMPLETE WORKS
・発売日:隔月15~20日頃
・判型:B5変型サイズ
・巻数:第1期全11巻予定

第一回配本
第8巻「童夢」
第21巻「Animation AKIRA Storyboards 1」

・初版限定特典:各巻にステッカーを封入

・全巻購入特典:全巻購入“予約”特典はございません。
・各巻に封入されている応募券を集めての応募となります。
・応募券は初版だけではなく、重版分にも封入いたします。
・特典内容は決まり次第、お知らせいたします。
・特典は講談社よりお客様に直送いたします。

OTOMO THE COMPLETE WORKS とは?
世界的なタイトルを次々に生み出し、漫画家、イラストレーター、映像監督、シナリオライターなどのジャンルに囚われない創作者の顔を持つ大友克洋。その多様な「全仕事」のすべてを、作者である大友克洋自身が時代順に俯瞰、総括、そしてリ=プロデュースするのが「OTOMO THE COMPLETE WORKS」(大友克洋全集)です。日本から世界中に衝撃をもたらした表現方法の集積は、一人の作家のパーソナルな仕事集というだけでなく、1970年代から現代までの漫画、アニメ、映像までをも含む、現代文化の冒険を愉しめる作品集とも言えるでしょう。時代によって何が生み出されたか。作家は時代に何を見て、考えてきたのか。そして作家は、次に何を試みていくのか。──作品から発言までを網羅することで、作家としての進化を明らかにし、次の世代の創作者へその姿勢を伝えていく。この全集は作家自身が自らを「作品化」し、手触りも含むモノとして記録する、まったく新しい全集となります。(編集室より)

【著者プロフィール】
大友克洋

漫画家・映画監督。宮城県出身。
1973年「漫画アクション」にてデビュー。代表作に『童夢』『AKIRA』など。
1988年、自ら制作したアニメーション映画『AKIRA』は日本国外でも高い評価を受け、海外における日本アニメムーブメント(ジャパニメーション)のさきがけとなった。
2013年、日本政府より紫綬褒章。2014年、フランス政府より芸術文化勲章オフィシェ。
2015年、第42回アングレーム国際漫画祭・最優秀賞(フランス)。

アニメ版『アキラ』の驚愕の設計図。連載全盛時の画力で描かれた前代未聞の超絶緻密な絵コンテ集の前半部。レア本が再編集にて復刻!

【内容紹介】
[内容解説]
1988年に劇場公開され、漫画の域を超えてアニメの世界までも革新したアニメ映画版『AKIRA』。このアニメは原作者である大友克洋自身が、監督と脚本を務めるという異例の製作体制で作られながら、世界的な評価まで得ているという破格の名作である。本書は、そのアニメ版を製作するにあたり、大友自身が自ら描き上げた膨大な量の絵コンテを全2巻にまとめたものの第1巻にあたる。かつてヤングマガジン編集部から1988年に、同じく2分冊で刊行されていたが、短期間で絶版となって以来、長らくプレミア品となっていたレアアイテムが、「大友克洋全集」の第1期・第1回配本タイトルとして、遂に待望の復刻となる。これは単体の商品としては30年以上ぶりである。絵コンテというと、ラフに描かれた未完成な設計図と思われがちだが、本書のコンテの精密度は桁が違う。それもそのはず、著者がこれを描いたのは、映画版『AKIRA』製作のために漫画版の連載を中断していた1987年頃であり、単行本でいうと5巻の中盤を描いていた時期。連載バリバリ時期のテンションで描かれた絵コンテの緻密さやキャラクターの躍動感は、漫画本編に勝るとも劣らないレベルなのだ。なお本書はA、B、C、Dから成る全4パートの前半A・Bパートを完全収録し、全500ページ近い大ボリュームとなっている。眺めるだけでアニメ版『AKIRA』の映像が脳内に再生される「読む動画」の如き本書ゆえ、熟読すればするほど著者の驚異的なアニメ製作術に触れることができるはずだ。なお、書名の「Storyboards(ストーリーボード)」とは「絵コンテ」の英語表記である。

内容説明

アニメ映画「AKIRA」の絵コンテ集、上巻!!

目次

絵コンテの見方
アニメーション用語解説
A‐Part(Cut1‐Cut953)
B‐Part(Cut954‐Cut1517)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

29
『OTOMO THE COMPLETE WORKS』で再読する『Animation AKIRA Storyboards 1』。映画版公開時に刊行されたオリジナル『アキラ絵コンテ集』と比べると、用語解説がボリューミーになり、より充実している。一番の違いは『アキラ絵コンテ集』が左綴じだったのに対し、今回の全集版では右綴じになってい点だ。だからだろう、より漫画的に読める。オリジナル版を最初に読んだ時「絵コンテでここまで描き込むか!」との驚きがあったが、今回の再読でもそのディティールに呑まれてしまった。(つづく)2022/01/23

KDS

5
オリジナルの「アキラ絵コンテ集」は未読だったので、今回が初読みとなる。本書は発売されてすぐに品切れになっていたためようやっと読めたわけだが、所詮は絵コンテ集だろ…と正直あなどっていたらとんでもない!ここまで細かなディテールまで描き込んであるとは思わなかった。アニメは原作とはかなり異なる設定だったと思うので、別バージョンの「AKIRA」を読んでいるようにも感じられて実に感慨深い。…ということで同時購入した2巻へ読み進めることにしたい。2022/03/28

tban

2
シンドラーのリストのように赤が鮮烈 ストーリーボードという事で映画を思い浮かべながら 拝読しました。素晴らしいです。ここまで緻密に描き込まれていたとは 驚愕です。そして、まだ買っていない方にお知らせしたいのは このストーリーボード、なんと2C印刷です。数少ない赤の描き込みが ものすごく鮮烈です。これは是非見てほしいし、このこだわりがあってこその あのシーンなのかと納得です。天才の頭を覗き込んだ感覚を体験できます。2022/01/24

えーてる

1
究極の手描きアニメーション作品といった評価もあるが、劇中のキャラクターたちは大友克洋の絵から少しズレた感じで、個人的には不満に感じていた劇場版AKIRA。大友克洋本人が手掛けた絵コンテは、当然大友克洋の絵なので、そういった違和感もなく、大変すばらしい。フィルムでは気が付きにくいことも絵コンテは事細かに指定されていて、その情報量と映像表現に対する熱意に驚かされる。2022/03/09

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