講談社文庫<br> 霊感検定

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講談社文庫
霊感検定

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062934459
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

読者支持ナンバーワン『記憶屋』で大ブレイク! 限りなく切ない、癒し系青春ホラー。成仏できない女子高生の霊を救え。読者支持ナンバーワン『記憶屋』で大ブレイク! 
成仏できない女子高生の霊を救え。
きっと泣ける、限りなく切ない、癒し系青春ホラー

イラスト・loundraw(『記憶屋』『君の膵臓をたべたい』)

転校生の修司は風変わりな司書・馬渡に、図書室の奥で奇妙な試験「霊感検定」を無理矢理受けさせられる。霊検3級で霊に取り憑かれている、と診断された修司。脩司の肩に漂う霊気を優しく払うのは、クラスメイトの不思議少女、霊検準1級の羽鳥空だった。図書室の奥は馬渡が主催する心霊現象研究会の部室になっていた。「霊研」所属の生徒たちと、成仏ができない霊たちが織りなす癒し系青春ホラー。

【日本ホラー小説大賞選考委員も注目!】
最後の最後に軽やかな投げ技で一本!
こういうところが織守さん、侮れない。 ――綾辻行人

この作品の主人公修司は、霊感検定三級、ときどき視えたり感じたりする程度の霊感の持ち主です。この作品には、自分の霊感を肯定的にとらえている人も、そうでない人も登場しますが、修司は後者で、彼にとっては、霊感はどちらかというと重荷です。でも、一度は視えることを拒絶した彼も、転校先で霊研(心霊現象研究会)のメンバーたちと出会って変わっていきます。
この作品を読んでくださった方が、読み終えて誰かに優しくしたくなったり、好きな人には好きと言おうと思えたり、今の自分を受け入れて一歩ずつ前に進もうという気持ちになれたりしたら、とても嬉しいですが、ただ単純に、読んでいる間、彼らの日常や、成長の物語を楽しんでいただけたら、それだけで、私は幸せです。――織守きょうや

プロローグ first contact
第一章
第二章
彼女の話:about her 1
第三章
第四章
第五章
彼女の話:about her 2


織守 きょうや[オリガミ キョウヤ]
著・文・その他

内容説明

転校生の修司は、風変わりな司書・馬渡に、奇妙な試験「霊感検定」を無理やり受けさせられる。結果は三級。バイト代につられた彼は、霊と対話できる準一級の霊感の持ち主であるクラスメイト・空たちとともに、馬渡の心霊調査を手伝うことになるが…。霊感のある高校生たちの織りなす、癒し系青春ホラー。

著者等紹介

織守きょうや[オリガミキョウヤ]
1980年、英国ロンドン生まれ。2013年、本書『霊感検定』で第14回講談社BOX新人賞Powersを受賞しデビュー。弁護士として働く傍ら小説を執筆。2015年、『記憶屋』で第22回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

dr2006

72
心の所在の確かさの様に霊障、降霊、成仏等は科学的に証明されてないが、自分が死生感を考える時、霊の存在を否定できない。司書の馬渡は霊感検定を考案し、人の霊感の強さを階層化している。その霊感の強さで人物キャラが書き分けられているのが斬新でわかり易い。とある深夜、藤本修司はバイトの帰り、終バスを待つ人の列の最後尾に並んでいたが、通りがかりの羽鳥空に「そのバスに乗っちゃだめ」と呼び止められる。列を成しているように見えた人々はいったい何者なのか?ホラーの描写が正統派で冷感も鋭い。続きが気になるのですぐ続編を読もう。2020/09/17

はつばあば

62
この本はゆっくりと味わいながら読ませて頂いた。25年前、娘の同級生のお母さんが霊感のある人だったようで、辛さは並大抵ではないと。宗教家の方に出会って今は落ち着いたと言っておられた。どこでもここでも視えるらしくて・・、それに引き換え私は全く視えない人(^^;。いまでこそこういう本が出版されているが、昔は大変だったのだろうな。霊障でなく読書肩凝りだけでも辛いのに2018/10/18

インド

60
霊を視ることができる高校生の、青春ストーリー。転校したばかりの少年は、霊感検定なる代物を受けさせられ、幽霊のなにかを調べるなにかに入会させられる(語彙力)。そこに集まる個性豊かな少年たちと、ミステリアスな少女と、様々な背景をもつ幽霊達とふれあい成長していくー。キャラそれぞれが例外なく魅力的。個人的にはバリア要因の筒井が好き。扱いがちょっと雑なところとか(笑)。幽霊とのデートはほんわかした。きっとうまれかわって、再開できるといいなー(ノ´∀`*)。さあ、次の物語はなにかなー?2018/09/27

キナコ

52
青春ホラーであるが、ほっこり系のホラーのため読みやすい。霊感のあるメンバーが霊に対応していく。人と異なる能力を持つ者同士が協力しあっていく。異なっていても否定せずにそっと受け入れてくれる優しさが心に染みる。青春というだけあって、高校生の淡い恋心も。 また最後のどんでん返しで泣けてくる。とても素敵な青春ホラー。2023/07/01

ベイマックス

52
面白かった。『癒し系青春ホラー』ってあったけど、霊感とか霊の話しだからといって、ホラーって感じじゃない。◎第4章は、せつない。◎筒井の存在がいいね。◎ラストのネタバレは……。◎2冊目が出てるみたいですが、文庫化はされてないのかな?2020/03/13

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