出版社内容情報
福島第一原発事故で原発の「安全神話」と「危険神話」はともに崩壊した。震災後の放射能、エネルギー問題を客観的な立場から論じる。
【著者紹介】
アゴラ研究所所長
内容説明
東京電力福島第一原子力発電所の事故は、原発についての二つの神話を打ち砕いた。「安全神話」と「危険神話」である。特に後者の放射能による健康被害は、従来の想定よりも小さかった。事故の被害よりも放射能の恐怖によるストレスのほうが与えるダメージは大きいという。また、放射能による発癌リスクを問題にするなら、タバコはもちろん、塩分も大量に摂取すれば危険であり、最近の研究では携帯電話も日焼けサロンも危険だという。メディア報道のウソを暴き、客観的な立場から震災後の日本を考える。
目次
第1章 安全神話と危険神話
第2章 放射能はどこまで恐いのか
第3章 危険神話はなぜ生まれたのか
第4章 「空気」の支配
第5章 「リスクゼロ」を求める人々
第6章 「自然エネルギー」の幻想
第7章 電力自由化への道
第8章 合理的なエネルギー戦略
著者等紹介
池田信夫[イケダノブオ]
株式会社アゴラ研究所所長。1978年東京大学経済学部を卒業後、NHKに入社。報道番組の制作に携わり、1993年に退社。1997年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程を中退。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)教授、経済産業研究所上席研究員などを経て、現職。上武大学経営情報学部教授。学術博士(慶應義塾大学)。日本を代表するブロガーとして積極的な言論活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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