講談社文庫<br> 青春の門〈第7部〉挑戦篇

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講談社文庫
青春の門〈第7部〉挑戦篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 704p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062769099
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

未知の時代を目前に、嵐の前の静けさが日本を覆っていた1960年。伊吹信介(いぶきしんすけ)はタバ風の吹き荒む江差(えさし)にいた。そこで会ったオーストラリアの友人・ジョンの「あなたは一度日本を出てみるべきです」という言葉に惑(まど)う信介。特攻船やソ連との関係に揺れる函館を訪れたとき、彼の背中を押す風が吹く。世代を超えて読みつがれる不滅の大河ロマン。(講談社文庫)

あの衝撃的な主人公伊吹信介はどこにいる。伊吹信介は、北へ旅立つ。激風の江差の町に彼を追う黒い影。そして混血の美少女、立原襟子。新たに会う友情と青春の憂愁に彩られた冬の日々。大河小説の決定版!

青春の門
第一部 筑豊篇
第二部 自立篇
第三部 放浪篇
第四部 堕落篇
第五部 望郷篇
第六部 再起篇
第七部 挑戦篇
第八部 風雲篇

内容説明

未知の時代を目前に、嵐の前の静けさが日本を覆っていた。一九六〇年。伊吹信介はタバ風の吹き荒む江差にいた。そこで会ったオーストラリアの友人・ジョンの「あなたは一度日本を出てみるべきです」という言葉に惑う信介。特攻船やソ連との関係に揺れる函館を訪れたとき、彼の背中を押す風が吹く。第七部。

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年福岡県生まれ。朝鮮半島より引き揚げたのち、早稲田大学露文科に学ぶ。PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、’66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、’67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、’76年『青春の門』(筑豊篇ほか)で吉川英治文学賞を受賞。’81年より一時休筆して京都の龍谷大学に学んだが、のち文壇に復帰。2002年にはそれまでの執筆活動に対して菊池寛賞を、’04年には仏教伝道文化賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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遥かなる想い

105
本屋で「青春の門 第七部」を偶然見かけた。何気なく見ていると、終わったと思った青春の門の第七部だった。1980年に青春の門第六部が刊行されてから、何と13年ぶりに第七部挑戦篇が出版されたらしい。本書は1960年の江差を舞台にしている。読んでいて何となく文体が変わっているように思えたのは私だけだろうか。学生運動の描写も何となく遠い昔のようである。ただ、伊吹信介は健在であり、織江と別れた後の北海道を懸命に生きている。 2011/05/05

KEI

37
北九州に行く用事があり、久しぶり続編を読む。700ページあるなか、色々なことが起こりあきさせない。ただ読み終わるとあまり物語が進んでないな~て感じ。2部以降基本こんな感じなんだけど、青春とはこんな感じなんだよと、五木寛之氏が言いたいのかなと思ったりします。続きもぼちぼち読みます。2022/10/21

Kaz

37
東京から再び北海道の地に渡った信介。本「挑戦編」では、この地で新たに出会ったジョン、襟子さらにカオルと共にシベリアの地を目指す旅に出て行くまでが描かれてる。解説によれば、本作は前巻の「再起編」から13年ののちに刊行されたという。どことなく感じた読後感の違いはそこにある。60〜70年代から90年代にかけて日本は大きく変わったが、著書の描く世界観は色褪せてはいない。エスペラント語の成立にまつわる逸話は、国家や人種への行き過ぎた傾倒がもたらす惨禍を如実に表している。2019/08/24

aloha0307

27
これまでの信介の青春時代逡巡から、一転 本巻からスパイ小説の様相へ🌟〜違う物語を読んでいる感。信介は流されて翻弄されながらも、ちっとも凹まない強さ🦾がある。そこから何かを学ぼうとする。そして未知の行く先を躊躇なく進むたくましさと度胸… 五木先生の強い社会批評性が表に出てます。貧しき時代を忘れ去ったかのような時代の変貌・狂騒への異議申し立てです📕2022/07/16

ちゃま坊

22
語り口が前作までと違っている。作者がこの間10年以上筆を休めていたせいか。舞台は1960年の北海道。信介は学生運動家の内紛に巻き込まれる。のちに始まる内ゲバリンチ殺人の予兆か。先日の日本赤軍重信房子出獄のニュースがつながってくる。なんとなくロシア革命や共産主義に憧れる青年が多くいた時代。北方領土問題もからんできた。日本を飛び出し目指すのは共産圏か。2022/06/11

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