内容説明
たった一人で生まれてきた。だから、新しい星を一人で創るんだ。チルとくねりは、一生懸命、命と魂のことを考えた。今と未来の人間にとっていちばん大事なことを描く、純文学小説。
著者等紹介
松井雪子[マツイユキコ]
1988年「ASUKA」(角川書店)にて漫画を描き始める。2001年「群像」(講談社)にて小説を書き始め、「イエロー」が第128回芥川賞候補となる
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感想・レビュー
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まー
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一言で言うと、不思議な話。最後の場面をイラストで表現したところがナイスだと思う。2007/12/05
Ranko Taguchi
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902005/05/16
玉繭
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毒のある美しさ、虫が体中を這い回る悪寒、涙の出ることのない悲しみ。これらが魔力じみて作風全体に漂ってる。この作家、なん度か芥川賞候補になってた気がするけど、じゅうぶん受賞レベル。
わらびー
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チルにしか見えない謎の生物くねりとチルの大人のメルヘン。ジェットコースターとか犬のセミマルとか絵が可愛い!そしてせつなこわい。でも可愛い。2011/01/22
nemuri
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不可思議、不吉、綺麗。2008/11/12