- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > 読み物
- > 民話・神話・古典読み物
出版社内容情報
永遠のロングセラーになった漱石の処女作。苦沙弥という英語教師の家に拾われた猫は、その一家と先生の友人たちや近所の人の姿を冷静に観察する一方、美しい飼い猫に恋したりと、忙しい。 小学上級から
内容説明
“吾輩は猫である。名前はまだない”。で、始まるこの作品は文豪漱石の代表的名作、日本人の必読の本である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まこ
8
過去に挫折して以来、敬遠していた夏目漱石。原文だとまた挫折しそうだったので、注釈が入った本を選択。当時の流行りの物はわからないし、見ない漢字も多いので、注釈ないと難しい。意味がわかると、猫視点のコメディ寄り日常小説といった印象。無理やり一言にすると「鼻がやたらデカいブス」と延々と語ってる部分があるけど、注釈なかったらこれも「有名な作者だし、見たことない言葉並んでるし、何か有難いことでも言ってるのだろう、はあはあ」とか見当違いに受け取って、途中で返却してたと思う。自分に合った物を探すのは重要…2017/08/26
キリン
6
内容に関しては言わずもがななので、敢えて書きません▼ この本、ずっと以前に図書館で借りたことがあったので再び読みたかったのですが、既に絶版になっているとの事。 方々探してメルカリでやっと見つけました▼ 「吾輩は猫である」って意外に内容難しいんですよね、中身は実にくだらないことが書いてあるのですが(笑)▼ でも文中に書いてある注釈が実に分かりやすく、子供向けに書いてあります▼ 児童に是非読ませたい一冊です★4.22020/11/02
ミッ
2
1、2章とこの上巻の一番最後の章以外の殆どは猫目線の話というよりも日記のようで何だか意味のあるような注釈の多さと比例して中身がないような感じで読むのが辛かった。銭湯の考察が一番面白い。2016/10/27
waon
1
再読。何回読んでも面白いなあ。文章が面白い。2016/11/11
waon
1
再読、知識の足りなかった学生の頃よりも大仰でおかしみのある表現を楽しめるので、素直に文章を味わえる。猫を飼い出したこともあって、猫の絶妙な描写が堪らない。2014/07/21