メディアワークス文庫<br> 探偵・日暮旅人の宝物

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メディアワークス文庫
探偵・日暮旅人の宝物

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  • サイズ 文庫判/ページ数 306p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048869263
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



山口 幸三郎[ヤマグチ コウザブロウ]
著・文・その他

内容説明

保育士の陽子は、旅人と灯衣親子の世話を焼くため、相変わらず『探し物探偵事務所』に通う日々を送っている。ある日、陽子は夏休みを利用して大学時代の友人・牟加田の地元に出かけることになる。旅の最中、陽子は牟加田から恋人を演じてほしいと頼まれる。その頃、旅人は熱で寝込んでいて―。少年時代の思い出輝く『夏の日』ほか、全5編を収録。音、匂い、味、感触、温度、重さ、痛み―。目に見えないモノを“視る”力を持った探偵・日暮旅人の物語は続く。

著者等紹介

山口幸三郎[ヤマグチコウザブロウ]
福岡県在住。2008年に第15回電撃小説大賞“選考委員奨励賞”を受賞。翌年、受賞作「神のまにまに!」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

風里

83
ファーストシーズン(?)の補足的な短編とセカンドシーズンらしい短編と。 旅人がだんだん人間らしくなっていくのが嬉しい様な淋しい様な。 サブキャラがメインにきても興味が失われず、なおかつ気持ちがほっこりする様なところは流石。2013/06/15

ぽぽ♪

78
うっかり図書館の予約を重複させてしまい、笑い物読んでから随分経ってるので、ラストの人物はあの人だったのか、イマイチ自信ないです…。「六月の花嫁」と「犬の散歩道」は、ほんわか温かい話でした。「愛しの麗羅」はユキジの素直じゃない不器用な所が、らしくて良いです。「花の名前」はゾゾッとする話でした。ブラック旅人全開。「夏の日」、颯爽と現れるシーンに、思わずニンマリでした。2014/09/04

itoko♪

77
本編は終わってしまったけれどセカンドシーズンに突入し、まだ続いていくのが嬉しい。今回の短編は、登場人物たちの思い出の引き出しをそっと開けてくれる旅人に、ホロリとさせられる優しいストーリー。かと思いきや、ラストに忍び寄る不穏な影が…私好みの展開。まんまと次作へと釣られてしまうのだった。2017/03/01

papako

62
一部が終わって、次のシリーズにつながる間の巻。レイラの話や増子と旅人の出会いの話など隙間を埋めてくれる。そして、またまた不穏なラスト。。。どうなる?2019/01/31

さばかん

62
優しくて温かくて寂しくて厳しくて哀しい短編が五つ。「六月の花嫁」みたいな話は大好きです。牟加田君は、良い人ですね。幸せになって欲しいです。2012/08/28

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