出版社内容情報
北海道が中国の32番目の省に? 合法的に進む土地買収、経済侵攻も野放し
内容説明
日本は外国人の土地取得に規制がない、世界でも稀有な国だ。対馬の韓国人による買い占めを追っていた著者は、北海道でも中国人による買収が進んでいると聞き、すぐさま現地へ向かう。風光明媚な名所や水源地、安全保障上重要な港…大規模な土地取得が進んでいた。一方で、過疎に苦しむ地域の人々の「買ってくれるなら」という声は重い。知られざる現状をレポートする。
目次
第1章 閉鎖的な自己完結型集落
第2章 虫食いが進む北の大地
第3章 チャイナタウン化する過疎の町
第4章 こんなに簡単でいいのか、中国人の永住権取得
第5章 長期的視野での日本侵攻
第6章 いつまで続く、領土の買収
著者等紹介
宮本雅史[ミヤモトマサフミ]
1953年生まれ。産経新聞東京本社編集委員。慶應義塾大学法学部卒業後、産経新聞社入社。90年、ハーバード大学国際問題研究所に訪問研究員として留学。93年、ゼネコン汚職事件のスクープで新聞協会賞を受賞。司法記者クラブキャップ、警視庁記者クラブキャップ、社会部編集委員、那覇支局長などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
26
政治家や官僚の無能、無策もしくは意図的な売国の状態に恐ろしさを感じます。大分前からこの問題は提起されていますが、何故対策を講じないのか理解が出来ないと思います。2025/06/17
HMax
22
中国による尖閣諸島への領海侵犯、中国海軍の津軽海峡通過、中国軍機へのスクランブルは1日2回以上等が当たり前になり、世間の関心が薄れてきていますが、関心を引かない方法で「合法的に」侵略が進んでいることに驚きました。国土交通省がマニュアルを作り、観光ビザでマンションが買えるというのは、どう考えても変です。外国人土地法第一条で相互主義をうたっているんですから、はやく規制する政令を作る必要があります。相互主義を徹底するだけで、中国は日本の土地を買えなくなり、韓国は寺社や自衛隊周辺施設を買えなくなります。2017/12/02
0717
20
北海道の風光明媚な土地や水源地が、中国資本或いは中国との関係が疑われる日本企業に買い漁られている!新潟、佐渡島も中国の拠点として押さえ、日本海も内海化しようと図る。対馬は韓国に奪われつつある。読んでるうちに腹が立つ!「武器を持たない戦争」は着実に進んでいるのだ! 本書の概略は著者が「ニュース女子」で語られています。 https://www.youtube.com/watch?v=s98795BAOr4&t=311s 2018/01/26
うぉ
18
タイトルからして既に扇情的である。前半の内容は冷静に考えればグレーなのだが、文章の止め方などから、かなり黒に近いグレーという風に色付けされている印象を受ける。しかし、現地市民の保護という理由である地域を管理下におく...確かにそれは可能だろう。オスマン帝国に対する列強の行動と重なる。注視していくべきかもしれない。2019/05/29
as
13
中国の32番目の省になる北海道、ロシアも同じ状況と聞いた事があります。2017/10/24