内容説明
謎の『穴』で日本とつながってしまったファンタジー世界の『神聖エルダント帝国』。そこに創設された交易会社〈アミュテック〉が運営する学校では最近、魔法でフィギュアを動かす遊びが大人気。それを見て、また、ドワーフの大工房で超絶技を知った慎一はペトラルカのために、かつて無い超オタク的新技術の開発を決意する。同じ頃、エルダントに住むエルフやドワーフにとっては致命的とも言うべき大異変が迫っていた！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
40
慎一奪還作戦で大活躍したフェイドラの量産計画が進み活発化しているドワーフの工房。さらにフィギュアを持ち込んだ学校では魔法で動かす遊びが流行していた。そんな様子を見て慎一はペトラルカの影武者人形に役立つと考え実行に移そうとするものドワーフ一人形使いの上手いロロンという少女は、教えられたことしかできない融通の利かない少女で…。さらにエルダント世界では一時魔法が使えなくなるという異変が起こっており…。ペトラルカ二倍…んと思わせて実際そうでもない話ｗ表紙のペトラルカズは素晴らしいけどねｗこんだけペトラルカ押しのよ2013/11/14
た〜
40
【設定重視型】とは言えキャラは魅力的。今回は全国１億人（推定、サバ込み）のミュセル親衛隊には物足りないかも。シリーズの流れを変える大転回？と、思いきや・・・ でも新ろリ登場でますます活気づきそう。2013/11/04
アウル
34
今回はペトラルカの影武者を用意するために人形を作ることとなった慎一達が新キャラのロロンと共に作成していく内容。素数代わりにガンダムシリーズの型番を言うのと朝食のシーンの会話に笑ってしまった。ロロンの問題は現実感ありすぎて重かったな。解決方法は前振りで出ていたのですぐに思い浮かんだが慎一のとった行動にはさすがに無いなと思ってしまった。9巻・10巻は上下巻かどんな話になるのかな？2013/11/05
まりも
32
ペトラルカ成分２倍（当社比）な８巻。等身大人形を開発するという事で小説っぽい現実感も相変わらず。この人形ができたことで今後ペトラルカがどんな役割を果たしてくれるのかたのしみですね。しかしこの技術者の話だけは現実感出すぎていていて読むのが辛い気もしました笑 超空間通路の問題やペトラルカの影武者など次巻以降へ向けた繋ぎの回でもありましたね。 少し都合の良すぎる展開だったかなとは思いましたが全体の出来としては良かったです。 技術者幼女の活躍に期待2013/11/04
ナカショー
28
ペトラルカの替え玉として人形を作ることになると同時に異世界で魔法が使えなくなる事案が出てくる8巻。表紙のペトラルカはどっちが人形何でしょうね？玉座に座ってるほうが人形っぽいんですけどどうなんでしょうね？次巻も楽しみです。2016/06/28
