新装版 思考のフロンティア 脱構築

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新装版 思考のフロンティア 脱構築

  • 著者名:守中高明【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 岩波書店(2026/08発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784000269155

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内容説明

西洋形而上学への厳密な問い直しである脱構築.それはデリダという固有名,彼の哲学的コンテクストのみに関係しているわけではない.「出来事としての脱構築」は,単なる分析の技法を越えて,現代の実践的諸問題への批判的介入を可能にし,新たなコンテクストを生成させる.それは我々の思考にどのような地平を切り拓くのか.

※本書は「シリーズ 思考のフロンティア」として刊行された同名書目を,新装版として再刊したものです.本文は原則として初刊時のものを踏襲しています.

目次

はじめに──21 世紀の読者へのイントロダクション
Ⅰ デリダと脱構築
 第 1 章 脱構築という出来事
  1 「構造」の時代の中から
  2 「定義」の試み
 第 2 章 エクリチュール・痕跡・差延──形而上学とその「外」
  1 「フォーネー=ロゴス中心主義」の不安
  2 二項対立から「差延」のエコノミーへ
Ⅱ 脱構築的コミュニケーション
 第 1 章 フェミニズム──性的差異の舞台
  1 フェミニズムの現在形
  2 「ファルス中心主義」の脱構築
  3 非‐固有性としての「女」
 第 2 章 翻訳と他者の言語
  1 クレオールと混成的アイデンティティ
  2 翻訳の詩学と政治学
  3 「母語」という幻想をこえて
 第 3 章 手紙──エクリチュールの行程
  1 宛先という謎──カフカ,1912 年
  2 メッセージ・迂回・コミュニケーション
  3 手紙としての存在
 第 4 章 脱構築のエチカ──共同体なき結び合いへ
  1 弔いの政治
  2 二つの喪──責任=応答可能性の場所へ
  3 共同体なき結び合い
Ⅲ 基本文献案内
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

shin_ash

4
脱構築とよく聞くが意味はわかっていなかったので、いい機会と思って読んでみることにした。新装版と言うことで少し古いのだろうが、哲学なのでそれなりに良書だろうと期待した。格調高い言い回しがピンとこないところもあったが、なんとなくでも脱構築とはどう言うものなのかはわかった気はする。要はテクストを読む技法なのだろう。依存関係を逆方向に解体しつつ一捻りして再構成する様な印象を受けた。対象がなんであっても脱構築的な読み方ができる様になると色々発見できてさぞ楽しかろうと思う。尤も適切に読むにはセンスが要求されそうだが。2026/09/30

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