内容説明
関係論的権力観から,空間論的権力観へ-この転換は,権力をめぐるパラダイムにどのような意味をもつのか.果たして「最終的な解決」をもたらす権力空間は,存在するのか.我々の権力観が孕む陥穽を明らかにし,多様な権力空間に立ち現れる権力現象の考察から,普遍性を断念した後の,自由と抵抗,解放の可能性を探る.
※本書は「シリーズ 思考のフロンティア」として刊行された同名書目を,新装版として再刊したものです.本文は原則として初刊時のものを踏襲しています.
目次
はしがき
Ⅰ 権力はどう語られてきたか
Ⅱ 権力をどう変えるか
第1章 権力は上からくるのか下からくるのか
第2章 権力と暴力
第3章 つくる権力とつくられた権力
第4章 権力と自由
Ⅲ 基本文献案内
あとがき



