内容説明
ジェンダー/セクシュアリティとは,私たちの生の,いかなる局面への名付けなのだろうか.それはどのような装置のもとで稼働し,なにを私たちの生にもたらしただろうか.こうした問題をミシェル・フーコーの『性の歴史』を糸口にして,「生の政治化」という視角から捉え直し,それが可能にする新しい自己の在り方を考える.
※本書は「シリーズ 思考のフロンティア」として刊行された同名書目を,新装版として再刊したものです.本文は原則として初刊時のものを踏襲しています.
目次
はじめに――生-政治の方へ
Ⅰ 理論的,マゾヒズム――生の内在性と装置をめぐる予備的考察
Ⅱ 性,生,公共性
第1章 個体化と錯時――微生物のセックスから
第2章 親密公共圏――あるいは,トラウマに基づく共同性
Ⅲ 基本文献案内
あとがき



