音響テクノロジーシリーズ 28<br> 建築におけるスピーチプライバシー

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音響テクノロジーシリーズ 28
建築におけるスピーチプライバシー

  • ISBN:9784339011678

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内容説明

会話音声における個人情報の漏洩や会話音声による作業の侵害に関する音響的な問題の総称「スピーチプライバシー」について,不明瞭性と物理評価指標,主観的印象,サウンドマスキング,建築音響設計について解説した。

目次

1.スピーチプライバシーとは?
1.1 背景
1.2 漏洩と侵害
1.3 建築におけるスピーチプライバシー
1.4 海外の動向と社会的背景
引用・参考文献

2.不明瞭性の評価
2.1 不明瞭性に影響する要因
 2.1.1 発信系
 2.1.2 伝送系
 2.1.3 受信系
2.2 不明瞭性の段階
2.3 不明瞭性の測定
 2.3.1 了解度の分類
 2.3.2 カテゴリ尺度法による評価
 2.3.3 了解度とカテゴリ評価の対応
 2.3.4 測定時の注意点
2.4 了解度と物理指標の対応
 2.4.1 SN比
 2.4.2 明瞭度指数
 2.4.3 SPC
 2.4.4 U値
 2.4.5 STI
 2.4.6 SN比と他の物理指標の対応
2.5 暗騒音の音圧レベルの上限
2.6 スピーチプライバシーの評価の考え方
引用・参考文献

3.個人情報の保護感の評価
3.1 個人情報の保護感の定義
3.2 個人情報の保護感の評価法
3.3 個人情報の保護感に影響する要因
 3.3.1 対象空間の音響特性
 3.3.2 対象空間の種類
 3.3.3 対象空間の会話内容
引用・参考文献

4.会話の侵入による執務の妨害感の評価
4.1 妨害感
 4.1.1 日本のオフィスにおける妨害感
 4.1.2 北米のオフィスにおける妨害感
 4.1.3 欧州のオフィスにおける妨害感
4.2 妨害感と侵入する会話の明瞭性
 4.2.1 北米における研究例:妨害感の閾値による評価
 4.2.2 欧州における研究例:執務効率の低下と了解度の物理指標による評価
 4.2.3 日本における研究例:カテゴリ尺度による評価
引用・参考文献

5.室内音響設計の基礎
5.1 室内音響設計の立場から見たスピーチプライバシー
 5.1.1 スピーチプライバシーの設計におけるABCDルール
 5.1.2 設計の基本的な考え方
 5.1.3 マスキング音による効果の違い
 5.1.4 初期音および後期音とスピーチプライバシーの関係
 5.1.5 スピーチプライバシーと建築条件
5.2 建築条件IとIIにおける室内音場理論
 5.2.1 初期音エネルギーの割合
 5.2.2 直接音と反射音の距離減衰
 5.2.3 指向係数と平均吸音率の影響
 5.2.4 衝立の設置効果
5.3 建築条件IIIにおける室内音場理論
 5.3.1 2室間の音圧レベル差
 5.3.2 吸音とSN比の関係
5.4 建築条件ごとのスピーチプライバシー設計法
 5.4.1 建築条件Iの設計法
 5.4.2 建築条件IIの設計法
 5.4.3 建築条件IIIの設計法
引用・参考文献

6.室内音響設計の実例
6.1 スピーチプライバシーを考慮した室内音響設計の手順
 6.1.1 一般的な遮音・騒音制御との違い
 6.1.2 室内音響設計の手順
 6.1.3 1室でのABCDルールの効果の実測例
6.2 修正拡散音場理論を用いた予測
6.3 解析的方法に基づく室内音響設計法とその実例
 6.3.1 幾何音響理論に基づく方法
 6.3.2 波動音響理論に基づく方法
 6.3.3 実例1:サービスカウンターの衝立による音響効果の予測
 6.3.4 実例2:オープンプランオフィスへの応用例
6.4 国外の関連規格を用いた室内音響設計
 6.4.1 SPPに基づく室内音響設計
 6.4.2 ISO3382-3による評価に基づく室内音響設計
引用・参考文献

7.マスキングシステム
7.1 マスキングシステムとは
7.2 マスキングの原理
 7.2.1 エネルギーマスキング
 7.2.2 情報マスキング
 7.2.3 ABCDルールにおけるマスキングシステム
7.3 北米におけるマスキングシステム
 7.3.1 考え方と動向
 7.3.2 北米のマスキングシステムの設計指針
 7.3.3 北米のマスキングシステムの評価
7.4 日本におけるマスキングシステム
 7.4.1 基本的な考え方
 7.4.2 日本のマスキングシステムの研究例
 7.4.3 日本のマスキングシステムの評価
 7.4.4 日本のマスキングシステムの実施例(薬局・病院)
引用・参考文献

あとがき
索引

感想・レビュー

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株式会社 コロナ社

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レビュー,書籍紹介・書評掲載情報 コロナ社 https://www.coronasha.co.jp/np/resrcs/review.html?goods_id=8855 本書は、その曖昧さを国際規格に基づく客観的な評価軸によって整理し、建築設計における合理的な判断へと導いてくれる点に大きな価値があります。 ISO 3382-3によるオープンプランオフィスの音響評価、ASTM E1130-16に示されるスピーチプライバシーの測定概念、ASTM E2638-10による遮蔽性能の評価方法、…2026/02/12

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