内容説明
江戸の花街・日本橋檜物町にある一膳めし屋〈丸九〉。美味しい料理はもちろん、さっぱりした気性のおかみ・お高と粋な亭主・作太郎の人柄に魅かれた客でいつも賑わっている。ある日、あやかしが見えるという女客・お勝の「ちょっと気になることがある」という言葉をきっかけに、二階座敷の押し入れを調べてみると、お札の貼られた穴が見つかり、中には布に包まれた蛇の抜け殻が。かつてその座敷で、色恋のもつれからかんざしで喉を突いた芸者がいたというのだが……。江戸に綾なす人間模様が心に響く大好評時代小説新シリーズ第四弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
タイ子
57
今回はちょっと珍しい(?)趣向で面白い。一膳めし屋・丸久シリーズなので、料理の作品で楽しむのもいいけど、マンネリ気味だったりしてこういうのも新鮮かな。今作は丸久の周りにいる女性たちに目を向けながらストーリーが展開。その発端となるのが丸久の二階にまつわる血生臭い話から始まる。色恋のもつれから芸者が二階の部屋でかんざしで喉を突いたというもの。その部屋の押し入れの穴に入っていたあるモノ。それをきっかけに丸久出入りの彼女たちが真相を調べ始める。怪談じみた話が最後は百物語まで…。人間模様を感じる第4弾。2026/06/27
shonborism
2
今回は怪談的要素もありの、色街の近くに引っ越してきたからこそのエピソード。お高さん、少しだけ頭が柔らかくなっただろうか。2026/06/16




