角川文庫<br> 営繕かるかや怪異譚

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角川文庫
営繕かるかや怪異譚

  • 著者名:小野不由美【著者】
  • 価格 ¥946(本体¥860)
  • KADOKAWA(2026/06発売)
  • 向夏の候!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/28)
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  • ISBN:9784041060476

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内容説明

叔母から受け継いだ町屋に一人暮らす祥子。まったく使わない奥座敷の襖が、何度閉めても開いている。(「奥庭より」)古色蒼然とした武家屋敷。同居する母親は言った。「屋根裏に誰かいるのよ」(「屋根裏に」)ある雨の日、鈴の音とともに袋小路に佇んでいたのは、黒い和服の女。 あれも、いない人?(「雨の鈴」)田舎町の古い家に引っ越した真菜香は、見知らぬ老人が家の中のそこここにいるのを見掛けるようになった。(「異形のひと」)ほか、「潮満ちの井戸」「檻の外」。人気絶頂の著者が、最も思い入れあるテーマに存分に腕をふるった、極上のエンターテインメント小説。宮部みゆき氏、道尾秀介氏、中村義洋氏絶賛の、涙と恐怖と感動の、極上のエンタ-テインメント。解説・宮部みゆき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ミュポトワ@猫mode

350
十二国記から入ったので、小野不由美さんのホラーを読むのはこれが初めてです。デビュー作もホラーなのでこっちが本流なんですよね。っで、こりゃ寒い季節に読む本じゃねーなって思いました。背筋ゾクゾクしちゃうんだもん。寒いのに背筋まで寒くなっちゃたまらんすよ…ホラー本自体は好きなので、抵抗はないんですけど、ここまで怖くなったのは久しぶり。短編集なのでさらっと1話が終わります。怖いですけどねwすぐ怖くなってすぐすっきりしますw絶賛連載中なので、次巻以降も楽しみです♪まぁ今の季節には読まないほうがいいですが、怖いから…2018/11/18

夜間飛行

263
第一話…古い町屋造りの家に住み始めた女性が、奧にある開かずの間に違和感を覚える話。初め我慢していた霊の気配に音や臭いや姿まで加わり、もう耐えきれなくなる。でも彼女はその家を出て行かない。呼ばれた「営繕かるかや」を名乗る若者が霊能者でないのも気に入った。以前、恐い夢をよく見た時期があって、夢セラピストから「その夢の中に現れる恐ろしいものと話をしてみて下さい」といわれたのを思い出した。本書各話もそれぞれに恐いけれど、家を軀と同じように診て直していくのでほっとさせられる。水回りや窓の大切さを再認識した。20142020/06/28

エドワード

243
古い家には何かがいる。とっくの昔に亡くなっているものの残留思念。祠を取り除いてはいけない。改築する時は要注意だ。ある地方の城下町。越して来た住人より古い家で起きる不思議な六つの出来事。屋根、壁、井戸。古い家の過去をひも解くのは、陰陽師でも探偵でもなく、営繕かるかやの青年、尾端。怪奇現象にも必ず理屈がある。魂を鎮めてやりさえすれば、家は平穏に住める場所になる。小野不由美さんは初読み。穏やかで緻密な文章に潜む恐怖感、日本人の心に響く、もののけの描写に惹き込まれる。書評が宮部みゆきさんなのが納得の人選だ。2018/10/03

Aya Murakami

218
ツイッターで存在を知って書店で購入した本。 妖怪や霊のたぐいだって人間と同じように存在して気持ちとかもあるのですよね…。怖いからといってむやみに排除するのはよくないなぁなんて改めて考えました。そして、共存するしか他に方法がない場合だってありますし…。2018/06/24

nuit@積読消化中

205
小野不由美さんらしい怪異譚に満足。どのお話も怖いが、最後はかるかやさんの優しさで救われる気持ちになれる。2018/12/05

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