角川書店単行本<br> 営繕かるかや怪異譚 その肆

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角川書店単行本
営繕かるかや怪異譚 その肆

  • 著者名:小野不由美【著者】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • KADOKAWA(2026/06発売)
  • 向夏の候!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/28)
  • ポイント 570pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041132418

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内容説明

「家に興味がない、ということは、自分を守ってくれる場所に興味がない、必要ない、ということと同義です」建物にまつわる超自然的な現象を解決するため、営繕屋・尾端は死者に想いを巡らせ、彼らを鎮めるための方法を導き出す。恐怖と郷愁を精緻に描く、建築怪談シリーズ第4弾!単身者用の集合住宅に住む拓史は、工事現場でスマホを見つける。呼び出しに応じると、雑音に交じり男の声が。以来、耳障りな雑音が聞こえ、人影を見るように。(「忍びよる」)文美は上司から覚えのない嫌がらせを受ける。家では「内神様」が祀られ、亡き祖母と文美だけが暗がりに蹲る黒い「猿」を視ていた。やがて猿は職場にも現れる。(「迦陵頻伽」)仲川はギャラリー用に幽霊屋敷と呼ばれる廃屋を買う。リフォームを依頼された稲葉が、柱に打ち付けられた藁人形を大量に発見すると、仲川は人形を残そうとする。(「鉄輪」)他、全6篇を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

352
小野 不由美は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。3年前に読んだ第三弾に続く、久しぶりの『その肆』を読みました。第肆(屍)巻だけに、怖さマシマシかも知れません。オススメは、「忍びよる」&「風来たりて」です。 https://kadobun.jp/special/ono-fuyumi/karukaya/ 2025/07/28

ひさか

252
怪と幽vol.11(2022年8月)忍びよる、vol.12(12月)迦陵頻伽、vol.14(2023年8月)鉄輪、vol.16(2024年4月)いつか眠りを、vol.17(8月)夜明けの晩に、2024年8月角川ホラー文庫刊潰える掲載に加筆修正:風来たりて、の6つの建築ホラーを2025年6月角川書店刊。怪異が解決されるまでは書かず、光明が見えるところで話を終わるところに味があり余韻が残る。尾端とその仲間たちが怪異を日常に戻す展開が鮮やかで、いつもながら感嘆する。2025/08/29

のりすけ

161
全然解決していない、その場しのぎのものが多かったものの、怪異に対抗するにはそれが一番正しい方法なのかも…と言う気がする。おかしい上司の話が一番イヤだった。何が原因なのかわからないところがマジでコワイ。どの話も粒ぞろいに怖いというかなり高レベルな短編集。モキュホラもいいけど、美しくしっかりした文体で描かれる正統派ホラー、まだまだ暑い夏に最高です。2025/08/28

モルク

160
家にまつわる怪異譚シリーズ第4弾。6編のお話しそれぞれが以前の作品を上回るゾワ感がある。住んでいてなんかいやな感じ、悪夢にうなされたり、無人のはずなのに誰かいるような、そんなときこれはもしかして事故物件ではと思うが…ずっと以前から続いていたらしい変異、お祓いをしてもそれらは去らない。そんなとき尾端の登場で助けられほっとする。早く、早くと尾端さんの登場を願う。でも今回は尾端さんの登場がギリギリまでなく少なかった印象。また続編出るといいな。2025/09/15

レイコ

149
シリーズ4作目。こちらでハードルを上げてしまったのか、城下町らしい趣はさほど感じられなかった。日本の怪談は古民家で、というステレオタイプな期待があったのかも。とはいえ良い意味で嫌ーな感じの怖さは健在。数々の現象はもちろんだけど、今回は人の念の怖さをより感じた。部屋はきれいに。守りたい事、人。すれ違いは切ない。2025/09/08

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