内容説明
「自分でくすぐるとくすぐったくない」等の日常生活で馴染みのある経験,また「危険な経験はスローモーションに感じる」等の特殊条件下で顕わになる非日常的な不思議な体験を手がかりに,心理学と脳科学の知見をわかりやすく紹介。
目次
1. 危険な経験はスローモーション
― 脳は命に関わる出来事を事細かに記憶する
2. 天井のしみが人の顔に見える
― パレイドリア:脳の中で作られる顔
3. 音や数に色が見える
― 共感覚:五感どうしの複雑な関係
4. 皮膚の上を飛びはねていく小さなウサギ
― 逆行する脳の中の時間
5. あなたも体験できる体外離脱
― 体外離脱体験を利用して探る自己身体の認識を形成する脳の仕組み
6. 自分でくすぐるとくすぐったくない
― 自身と外界を見分ける脳の仕組み
7. 時間よ,止まれ!
― 体の動きによって引き伸ばされる脳の中の時間
8. オフサイド判定で誤審が起こりやすいわけ
― フラッシュラグ効果
9. 下手な動作は見ないほうが良い?
― 知らず知らずのうちに伝染する他者の動作
10. よく学び,よく休め
― 運動記憶のコンソリデーション
11. 無の境地でナイスプレイ
― 身体運動の学習と制御における意識的なプロセスと無意識的なプロセス
12. “やる気”が脳に効くわけ
― “側坐核”がリハビリテーション効果をアップ
13. しっぺ返しの応酬はエスカレートする
― 自身の行為の結果を過小評価する脳
14. 読みづらい文字のほうが憶えやすい
― ちょっと意外な記憶の仕組み
15. 限定品ゲット!
― 消費者心理に働く希少性の原理
16. “文殊の知恵”もパートナーしだい
― 集団的な知覚判断の最適統合の法則
17. 泣くから悲しいのか,悲しいから泣くのか
― ジェームス・ランゲ説再び
18. その決定,本当にあなたの意思どおり?
― 選択盲:意思決定の不確実さ
19. 悪い結果は私のせいではない
― ご都合主義な脳の原因帰結
20. スマホスワイプで気分上々
― 身体化される認知と感情
21. 目は口程にものをいう?
― 感情認知の文化差
22. わかっていても止められない
― ギャンブルにはまる心理と脳のメカニズム
23. 三つ子の魂百まで
― パーソナリティは変わらないのか?
24. 脳を見れば能力がわかる?
― 脳構造画像解析による脳相学
25. いま,なに見ている? あなたの頭の中をのぞけます
― 脳情報のデコーディング:脳活動からこころを可視化する技術
26. デジタルカメラにも意識は宿る?
― 意識の統合情報理論
ex. AIの基礎
― 人工ニューラルネットワークの仕組み
用語集
キーワード脳部位マップ
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