内容説明
個性的な君がいい。そう言って恋で繋がった夏から季節は巡り、冬の足音が迫る十一月下旬、「縁切祭」と呼ばれる文化祭を境に、雲雀は精神界にダイブできなくなった。
二人を繋いだ世界を失い、普通になってしまったことに動揺する雲雀。そんな彼女に追い討ちをかけるように、将臣に不幸が襲いかかる。
精神だけの、真っ白な世界で、幽けき少女は将臣に問うた。
「――ねえ、理想はある?」
こんな終わり方――こんな理想は、俺は絶対、認めないっ!! 世界が二人を隔てても、二人の電波で繋がる未来へと――! 恋で繋がって愛を刻んだギガ重電波な恋物語、ここに完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
17
恋で繋がった夏から季節は巡り、「縁切祭」と呼ばれる文化祭を境に、雲雀が精神界にダイブできなくなる第3弾。2人を繋いだ世界を失ったことに動揺する雲雀と、変わらずともにある将臣が神社で出会った不思議な少女。一方、休みがちになったかすかの入院、かけがえのない思い出が浮き彫りになる中、将臣に襲いかかった不幸。将臣だけが精神界に繋がり続ける理由を知った雲雀が覚悟を決めて立ち上がる中、将臣もまた迷わず一緒に立ち向かい、想いをぶつけあった決着は物語の集大成で、雲雀の成長と諦めずに支え続けた彼のらしさが良く出ていました。2026/04/11
わたー
14
★★★★☆面白かった。完結巻。突然、アストラルサイドへだいぶすることができなくなり、彼が受け入れて愛してくれた電波なところを失ってしまって落ち込む彼女。時をおなじくして、かすかの姉、幽を名乗る少女が行けなくなったはずのアストラルサイドで主人公とあっていて…という内容。アストラルサイドとはそもそもなんだったのか、世界の成り立ちが紐解かれながら、崩壊しかかっているかの世界を救うためには…と展開していく。最初はただの電波な自称だったはずの救世主は、真の意味で世界を救うという展開はよかった。2026/05/09
鰹よろし
1
不可視で定量化できない想いの重さを少しでも1/3でも何とか伝えたいとする熱量は嫌いになれない。ただこれ、アストラルマテリアル両サイドにおける繋がりその輪の中での自分の立ち位置及び在り様を省みる工程が抜け落ちてるというか、アストラルサイドにおいてもチームなりクランなりパーティなりコミュニティを形成させる構想があったし、この答えに至るまでの段階として踏みたかったんじゃないかなぁ~。世界の選択において「どの」「誰の」よりも「誰と」に魅せられたかった。2026/05/12
レオン
1
最終巻である今巻、精神世界の成り立ちと決着。そして重い想いでつながる雲雀と正臣。あまりこういう作風の作品には触れてこなかったけど面白かった。2026/04/13
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