祥伝社文庫<br> 新 本所おけら長屋(五)

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祥伝社文庫
新 本所おけら長屋(五)

  • 著者名:畠山健二
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 祥伝社(2026/04発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396351793

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内容説明

しがらみこそが、人情!?
律儀で真面目な手代が惚れたのは、元罪人の女。
だが、恩ある主人の娘との縁談が持ち上がり――。
けらけら笑えて、涙ぽろぽろ。
人情時代小説第五弾!

羽織紐を扱う商家の手代・仁吉に、主人の娘との縁談が。孤児の自分を育ててくれた主人に大恩のある仁吉だが、心に決めたひとがいた。かつて美人局をするも改心し、今は仕出し屋で働くお知恵だ。
腕に罪人の入れ墨があるお知恵は、仁吉の将来を考え、身を引こうとする。
苦悩する二人を見て、おけら長屋の面々は一計を案じ……「しがらみ」。
温かな人情が沁みる四編収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しんたろー

108
新シリーズは早くも5巻目、笑ったり泣いたりの噺が4つ。 おけら長屋らしいドタバタで笑える『うぐいす』、江戸っ子の愚かさと粋で笑える『いきはじ』、怪談調も織り交ぜた色恋もの『かたのは』…ここまでの3つは正直言って「並」な出来栄えで「少々スランプ気味?!」という印象…物足りなささえ感じた。しかし、最後の『しがらみ』は「ボタンの掛け違え」で善人たちの苦悩や思いやりが素敵で「この噺だけでも読む価値があり!」と思えた。お染の活躍も良かったし「めでたし、めでたし」の心地好い読後感。良い意味でのマンネリを続けて欲しい。2026/05/23

タイ子

90
今回は泣きがなかったなと思っていたら最後にグッときた。やっぱり侮れないな、おけら長屋。「うぐいす」の金太で大笑い。彼の純真無垢な(?)な姿を想像してしまいイヤん♡ラストのオチに思わず上手い!どの物語も生きている辛さや楽しさ、苦しさが描かれていながら、暗さをみじんもかんじさせない、そこにはもちろんおけら長屋の面々が東奔西走、八面六臂しながら笑いと笑いを提供するから。そういえば今回、八五郎さん居なかったな。屋根から落ちて記憶喪失…なんてナイ、ナイ!世のしがらみなんか忘れさせくれるおけら長屋は10月に第6弾。2026/04/27

itica

69
逃げたうぐいすに大金が掛けられて騒動になった「うぐいす」、江戸っ子にあこがれ過ぎて周囲に煙たがられる男「いきはじ」、魅力ある小料理屋のおかみに惑わされる男たち「かたのは」、不幸な過去を持つ男女が苦悩する「しがらみ」の4編。今回は全体的にサラッとしていたが、おけら長屋の住人はやっぱり情に厚くてほっこりするね。 2026/04/26

はにこ

66
やっぱりおけら長屋は最高だね!うぐいすでの金太の頭に乗っかったうぐいすを想像すると笑っちゃう。いきはじでは当たり前だけど、この時代にも心の病はあったんだろうなと思う。かたのはは怪談っぽさが良かったね。そしてしがらみ。捨て子の身ながら育ててもらった仁吉と過去に罪を犯したお知恵。この2人を見守り案じる周囲の人情に感動。残念ながら過去の話を忘れ始めているからこのシリーズ、再読したいなと思った。2026/07/11

Ikutan

55
楽しみにしていた第5弾。今回も笑えて泣ける人情話が四つ。『うぐいす』は、病弱なおっかさんを心配するあまり借金をしてしまったお柚ちゃんを助ける万松のお話。まさかの金太の登場に笑う。いやぁ、無欲な金太の魅力が鳥には判るんだね。『いきはじ』は江戸っ子かぶれで嫌われ者の六之助のお話。惣頼先生の言葉が染みるね。『かたのは』は小料理屋"片の葉"の女将、お駒さんのお話。そういうことかとしんみり。『しがらみ』は、辛い過去のある仁吉とお知恵さんのお話。お節介お染さんが大活躍。あれ?今回は、八五郎さんの出番がなかった様な…。2026/05/03

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