祥伝社文庫<br> 新 本所おけら長屋(四)

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祥伝社文庫
新 本所おけら長屋(四)

  • 著者名:畠山健二
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 祥伝社(2025/11発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396351533

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内容説明

“おけら”を読んで、笑福開運!
老夫婦の絆、商人の心得、若武者の恋、男の友情。
涙と笑いの四編を収録!

山三という元左官職の様子がおかしい。腕は良かったが融通の利かない職人気質で、口より先に手が出る。言葉足らずで古女房にはにべもない。おけら長屋の万造と松吉が後を尾けると、山三は年若い女の家へ――不器用な男の隠し事を探る「こいぶみ」、三匹の子猫が旅籠を救う「ものずき」、少年少女の恋を描いた「わかのは」、侠客同士の友情譚「ぶっかけ」の四編を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶち

85
松吉が飼っていた猫の"みーちゃん"のことが心配だったのですが、久々に登場してきました!! あっ、でも、いきなりのみーちゃんのお通夜の場面です。これには驚くやら、残念やら… みーちゃんのことを寂しく思い出している間もなく、新たに3頭の子猫が登場!! この子猫たちで儲けようという万松コンビのたくらみに笑ってしまいました。 他のお話は、泣かされるものばかり。久しぶりに読書で号泣させてもらいました。2025/12/08

タイ子

82
シリーズ第4弾。今作は人情噺が多くて笑うというより胸アツの方が多かったかも。笑うと泣くって心のどこかで繋がっているんだな。おけら長屋のお馴染みのメンバーが栄屋でお酒を吞みながらワイワイやってるうちに腰を上げてしまう出来事が向こうからやってくる。だって、万松の二人は営業に行くなんて七面倒くさいことしないもの。仕事はいつも向こうからやってくる。八五郎と昔の兄弟子の話。亀吉が拾ってきた子猫の話。鉄斎先生の剣術道場の話。お満と万造が旅の途中で世話になった弥五郎との再会。今回も泣き笑いの人生、大いに楽しみました。2025/11/27

itica

64
シリーズ4。あまりの馬鹿馬鹿しさに呆れたり笑ったりの後に泣かされるこのシリーズ。人情味あふれるおけら長屋はやっぱり良いね。左官の八五郎の兄貴分の謎の行動を探る「こいぶみ」が好き。他3編も粋な計らいにグッと来た。お奉行様まで虜になってる?おけら長屋の面々には魅力がいっぱいだ。 2025/11/25

ぼっちゃん

52
新シリーズ第4弾。今回もどの作品も良かったが。引退した職人気質の元左官職の様子がおかしいのでおけら長屋の人たちが探る「こいぶみ」。叔父貴を殺し逃げている代貸をけじめをつけるため探す「ぶっかけ」が特に良かったかな。2025/11/23

ゆずぽん

40
無口で頑固な左官職人の隠し事は?の「こいぶみ」・亀吉が拾ってきた三匹の子猫の行方は?の「ものずき」・鉄斎の誠剣塾に同時期に入門した少年と少女だが?の「わかのは」・万造が三島で世話になった侠客弥五郎が訪ねてきた理由は?の「ぶっかけ」の4話。ものずきは笑わしてもらったけれど、他は泣けたなぁ。私、おけら長屋で泣くの好きです。2025/12/16

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