内容説明
パン職人ルシーナは、今日も夜明け前からパンを焼いていた。窯の準備をし、生地を発酵させる。パンをつくるときは常に優しい気持ちで心を満たすようにする。それが祖母の教えだった。だが、祖国の動乱を逃れてリディング村でパン屋を営むようになっても、いまだに悪夢に怯える夜が続いている。そんななか、鍛冶屋の見習いとしてやってきたニコが同郷だとわかり、ルシーナは激しく動揺する。彼は追っ手? その矢先、村で頻発する謎の盗難事件の容疑が新入りのニコにかかり……。〈((株) 魔法製作所〉の著者が贈るお茶と魔法のコージーファンタジイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ナミのママ
68
〈シリーズ2作目〉。今作の主人公はパン屋、パン職人のルシーナ。前作で治療師エルウィンがたどり着いた村はいわくつきな住人が多いようだ。ルシーナもその1人、祖国の動乱から逃れてきてひっそり暮らしている。ところが、新しい住人のニコが同郷だとわかり不安にかられる。ファンタジーらしい登場人物も増え、後半はますます楽しくなってきた。つかず離れずの男女の関係も先が気になる。2026/04/12
DONA
6
シリーズ2作目。こういう続かせ方をするわけね。なるほど。今回の主役・ルシーナが作るパンが美味しそうでお腹がすきました。意外な人に魔力があったりしてファンタジー色が強くて面白かったです。2人の恋仲については興味なしですが、この村のことは気になるので続きも読みたいです。2026/04/27
BECHA☆
5
2作目の主人公はパン職人のルシーナ。ある日村にやって来た青年は逃げてきた故郷の出身だった。追手なのか?疑心暗鬼になるルシーナは、祖母の教えを再認識する。偉そうな地主夫人の窃盗告発で不穏な雰囲気が立ち込め、エルウィンたちは謎解きに奔走する。夏至祭を成功に導くために彼女たちが思いついたのは?今回も楽しくお腹が空きました。2026/04/18
Apollo
2
シリーズ2作目。村のあちこちで起こる盗難事件がおこったり、村で夏至祭を開く準備が行われたり、パン職人ルシーナが故郷の思い出におびえたり。カフェとかパンやチーズを作ったりなど、村人たちの暮らしがおままごとのようなので、盗難事件に怯える村人の皆さんには悪いけど、いい意味で現実感がなくのんびりと読んでいられる。自分に自信がもてないブリンと、そこに物足りなさを感じているエルフィンとの仲もじわじわと進むんだか進まないんだかで、ゆるっと楽しめるシリーズだなあ。2026/04/26
明野 立佳
1
隣人、との付き合い方が大事ということ。 普通の暮らしの中に魔法がちりばめられており、相変わらずおもしろいのです。 しかし、続きがあるぞ、という終わり方だったので先の楽しみが出来てうれしい。2026/04/11




