内容説明
B・E・エリス、畢生の代表作誕生
『レス・ザン・ゼロ』の頽廃と青春。
『アメリカン・サイコ』の不穏と冷血。
アメリカ文学の鬼才、畢生の大作。
1981年秋に起きたこと。それを僕はついに書くことにした。
あの恐ろしい出来事を。
ハイスクールの最終学年。裕福な子女ばかりが通うバックリー校で、僕は人気者の子たちと調子を合わせながら、男子たちとセックスに耽り、家では『レス・ザン・ゼロ』という小説を書き進めていた。僕らが享楽の日々を過ごす一方、周囲には奇怪な出来事が頻々として起きていた――
不法侵入事件の多発。カルト集団の出没。校内のグリフィン像は何者かによって鯉の死骸で冒涜され、〈曳き網使い〉なるシリアル・キラーが静かに徘徊していた。それがどんな恐ろしいことを引き起こすのか、あのときの僕はまだ知らなかった……。
享楽。虚無。無感覚。何か取り返しのつかないことが起こる予感。
80年代の頽廃をエリスの不穏な声がじわりじわりと綴ってゆく。
13年の沈黙を破って放たれた、米文学の鬼才の集大成的傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
146
ブレット・イーストン・エリス、初読です。1980年代は、私の青春時代と合致しているので、親近感が湧きました。当然ながらこんなに裕福ではありませんが・・・ トータルの感想は、下巻読了後に。続いて下巻へ。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/97841639205732026/02/18
tom
19
本を開くと2段組み、細かい字が並んでいて腰が引ける。そして、サイコパスの殺人物語らしいのに、ほとんど巻末に至って、ようやく殺人が始まる。そこに至るまでの主人公の語りは、彼自身の性的行動と彼を取り巻く高校生たちの生活についてのもの。主人公は作家を目指し、キングを楽しむ。学友はお金持ちの子女、難易度の高い大学への進学は当然のこと、親から高い車をプレゼントされ、マリファナを使いながら遊んでいる。帯には著者の「集大成」とあるけれど、何が集大成なのかさっぱり不明、下巻を楽しんで読めるのかどうか、かなり怪しい予感。2026/03/13
星落秋風五丈原
18
本当に『レス・ザン・ゼロ』の著者なんですね。2026/01/31
あやっち
10
上巻最後の100ページくらいで、やっと私好みの展開になった。なかなか事件が起こらずに、途中でくじけそうだった。読んで良かったと思える結末なのか?不安を抱えて下巻へ。2026/02/28
Akko1454
3
書評用。長いけど面白かった!2026/01/23
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