アンダーニンジャ（１６）

著者名：花沢健吾【著】

講談社（2025/10発売）

• ISBN：9784065411346

内容説明

全世界忍者増殖中。翻訳版大好評御礼！！　『アイアムアヒーロー』花沢健吾が描く現代忍者奇譚第１６巻！！
双子のくノ一との決戦を終えた五十嵐ら仕留忍は、加藤とともに三者会談のため国会議事堂を訪れる。
議事堂の侵入防止システムもあり、加藤だけが中に入り地下へ降りると、すでに織田総理と佐々魔は到着していた。
三人で会話を始めた矢先、突如としてUNの宗主、禍山、山田が現れる。加藤が幻術を警戒しつつも、
政府、NIN、そしてUNによる三者会談が始まり、ついにUNの真の目的が明らかになる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

ＮＩＮの秘密が徐々に暴かれていくが、頂点に立つ果心居士の壮絶なまでの“幻術”に対抗する術はあるのか？ここへ来て魔法のような力とは・・・。ＵＮと改革派（というより反逆者たち、か）が手を組みそうな状況下のド真ん中に置かれた加藤。そんな加藤すら、どこから果心居士の催眠術の影響下にあったのか自覚できない恐怖。全てが覆りそうな不穏さの中で、加藤の過去編が始まる。それすらも、幻術の霧の向こう側なわけだが。

2025/10/10

[KDS]

政府、NIN、UNによる三者会談が国会議事堂にて行われ、政府からは総理とその側近、NINからは佐々魔と抜け忍のリーダー加藤、そしてUNからは宗主の神隠と、禍山、山田が参加する。この会談ではNINの七人衆の上に君臨する「果心居士」のことが言及される。元々神隠一族も雲隠一族も果心居士を守る使命を帯びていたが、今その忍務についているのは雲隠一族のみ。神隠から果心居士の幻術にかかっていると指摘された加藤は衝撃を受ける。一体どこで会ったのか？記憶と違うイメージがフラッシュバックする加藤は大混乱。果心居士の正体とは？

2025/10/11

[ネロ]

なんだって？果心居士…！？雲隠一族はその護衛？ということは…もしかしたら川戸さん？あるいは…。てかここにきて加藤さんのアイデンティティーがブレブレで可哀想…ある意味主人公に近いポジになってきたなぁと思うのですが、彼の忍の大きさまで揺らがすのさすがにやめてあげてほしい…

2025/12/17

[ジロリン]

え、待って。なんだか物凄いちゃぶ台返しが来たんですけど。でも〈ちゃぶ台〉が何なのか、そもそもひっくり返ったのか元に戻っただけなのか、それさえ全然分かんないんですけど(笑)

2025/10/11

[TaHi]

今回は特に、隙のない抜け忍、加藤が崩れていく様がよかった。加藤のルーツがこれから掘り下げられていくのが楽しみ

2025/10/12