内容説明
長らく懸案とされた皇太子の妃候補がついに決定した。
その噂は後宮医として働く翠珠の耳にも届く。
実は皇太子は昔馴染みの監察官・鄭夕宵を信頼しており、選ばれたのは夕宵の近縁の娘だというのだ。
思いがけず皇太子と対面した翠珠は、それを機に彼に関係する女性達の診察を次々引き受けることになるが……。
毒見役の女官、鄭本家の御令嬢、訳アリな異母妹公主……女性達を取り巻く悪意と病を暴き出す、中華後宮医療ミステリ第4弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
28
「華は天命に舞う」「莉国後宮女医伝 第四巻」とうとう “安南の獄” のお話が色々と描かれました。前巻まで、少しづつは話題になっていましたが、今巻は、遺された被害者、加害者の裔の心情etc.読み応えありました。翠珠の仄かな恋のお相手、鄭夕宵の実家、鄭家の様子もさもありなん!状態で!!楽しく読みました。翠珠の恋とお仕事、どんな風に両立して行くんでしょうか?(行くよね?)次巻の発売が楽しみです。2025/12/03
よっち
20
長らく懸案とされた皇太子の妃候補がついに決定。その裏に潜む病と謎を解き明かす第4弾。皇太子は昔馴染みの監察官・鄭夕宵を信頼していて、選ばれたのは夕宵の近縁の娘ということもあり皇太子と対面した翠珠。それを機に毒見役の女官、鄭本家の御令嬢、訳アリな異母妹公主といった、彼に関係する女性たちの診察を次々引き受ける展開で、女嫌いになった皇太子の事情は仕方ないなと思いましたけど、様々な思惑に巻き込まれるのは相変わらずで、事情を知った翠珠を取り込もうとする親族たちに、2人で異口同音に否定する息のあった姿が印象的でした。2025/11/05
かきょん
2
厚くない本なのに色々事件が詰め込まれている。冷静に淡々と事件を見つめ解決していく。事件と言うほどでもないものも。その裏に気づいてしまうがどうしようもできないもどかしさ。なる(うにしかならない。気づかない人は気づかないのだ。2025/12/21
あつ
1
★★★★☆2025/09/23
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