角川文庫<br> 華は天命に惑う 莉国後宮女医伝 二

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角川文庫
華は天命に惑う 莉国後宮女医伝 二

  • ISBN:9784041137956

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内容説明

■あらすじ

市井で働くはずが後宮に転属となった新米女子医官、李翠珠。
ある日、郊外の村で「天花」と呼ばれる疫病が発生したと報せが入る。莉国では患者の痂皮を接種して免疫を得る術が確立されており、翠珠は痂の採取のため村に向かうことに。だが、都に戻る際に《枯花教》と名乗る団体が医療反対運動を行っているのを目撃。どうやら監察官の青年、鄭夕宵もその団体を調べているようで……? 
医療の光と陰を見つめる、中華お仕事ミステリ第二弾!

■登場人物

李翠珠(りすいしゅ)
女子太医学校を首席で卒業し、研修中の新人女医。
市井の医院で働くことを希望していたが、ひょんなことから内廷(後宮)勤務に――。

鄭夕宵(ていゆうしょう)
御史台の若き官吏。
正義感が強く、まっすぐで公明正大。
内廷の事件を捜査することが多く、よく妃嬪の住まいに出入りしている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

坂城 弥生

34
枯花教という医療を否定する団体がチラついている中、予防接種の原型の安全性や普及に尽力する姿が素敵。2024/05/18

よっち

28
ある日、郊外の村で疫病「天花」が発生したと報せが入り、痂の採取のため村に向かった李翠珠が、都に戻る際に《枯花教》が医療反対運動を行っているのを目撃する第2弾。莉国では患者の痂皮を接種して免疫を得る術が確立されているものの、それに医療に反対する運動をしている団体がいて、その団体を監察官の鄭夕宵が調べているという構図になっていて、思わぬ形で罹患した辛い過去があれば、命さえ助かればいいとはなかなか思えないのも分かる話で、接種に関して現代と同じように反対派が出てくるような世界はまだ自由があるのかもしれないですね。2024/03/25

よっしー

25
シリーズ2作目。少し間が空いてしまった事もあり、話を忘れていたのですが、読みながら思い出しました。今回は現代で言う予防接種のお話でした。少し前に子どもの予報接種を受けるのに副反応やら意義的なのを知る為にきちんと情報収集をした(自分の時はそこまで気にした事無かったけど…)ので、改めて考えさせられる問題だとなりました。ワクチンの種類にもよるけど病原菌が体に入る訳で、その結果発病する可能性も0ではない。受けないって選択は子どもの為にならないと分かってても、万が一を考えたら受けさせたくないって気持ちも分かります。2025/02/18

19
さくさくと♪2作目に気が付いてなかったわ…。今作は、ワクチン絡みなお話しでした、薬学や医学の進歩には、上手くいかないことも多いですよね、被った側は可哀想としか。2025/07/06

ときわ

8
今回は厳しかったなあ。ここでのモデルは天然痘だろうが、コロナの反ワクチン活動のことなど思い起こす。予防接種は個人と集団の両方の利益があるが、両者は同じではない。必ずほんとにその病にかかるより不利益の方が多い人が一定割合で出る。ほんの少数だからと全体を見て言うが、それに当たってしまった人にとっては百パーセント。コロナワクチンでもあった。辛いわ。そこを乗り越えて翠珠は進んでいくのね。応援したい。2024/05/17

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