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内容説明
歌舞伎町のキャバクラで働くみいちゃんは、
常識知らずで、”ヤバい” 女の子。
そんな彼女の生い立ちに興味を持った山田さんは、
過去の記憶の断片に、静かに耳を傾ける。
まるで別々の世界で育った二人が、東京で出会った偶然。
この奇跡を噛みしめるように、正反対な二人は距離を縮めていく。
その一方で、DV彼氏・マオ君との関係を断ち切れないみいちゃんは、
また一歩、夜の沼へと堕ち――――山田さんの前から姿を消してしまう。
大人になれない大人達の、最初で最後の夏休みが始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
RoughMagician
9
みいちゃんを売るつもりが、売られてしまったマオくん。思わず「ぅっしゃあ!!」とフルパワーのガッツポーズを取った。最後の最期までクソ野郎だったから一切心痛まない、気持ちのいいざまぁ展開。2025/09/24
わーぷ
3
山田さん(仮名)の毒親が来襲したり、みいちゃんが突然キャバクラをやめたり、そうかと思えば風俗で働き始めたり、風俗ではいいように扱われたり騙されたりしていたり、みいちゃんをラオスに売り飛ばそうとしていた彼氏(?)はみいちゃんが寝坊したせいで自分がラオス送りになったり、今回も地獄みたいな展開! 2025/09/26
ナナシ
2
あーーーー転げ落ちるように悪くなっていくなあーーーというドキドキハラハラで本当に心臓に悪い。 強いて言うならマオ君から離れられてよかったね、とだけ。 マオ君も自分より弱い人にしか強く出られないろくでなしなんだから、法律に守られる立場なのに自ら外れたんだしまあ残念ながら順当な結果だろうなと思う。法を守らないってことは守られないってことだし、そんなアウトローで生き抜いていけるのは心身ともに強くて賢い個体じゃないと無理だよ。2025/09/29
もあ
1
歌舞伎町のキャバクラで働くみいちゃんは、 常識知らずで、”ヤバい” 女の子。 そんな彼女の生い立ちに興味を持った山田さんは、 過去の記憶の断片に、静かに耳を傾ける。 まるで別々の世界で育った二人が、東京で出会った偶然。 この奇跡を噛みしめるように、正反対な二人は距離を縮めていく。 その一方で、DV彼氏・マオ君との関係を断ち切れないみいちゃんは、 また一歩、夜の沼へと堕ち――山田さんの前から姿を消してしまう。 大人になれない大人達の、最初で最後の夏休みが始まる。2025/10/02
たかし
1
前巻の感想で、「山田さんも就活しないあたり、メンヘラか何かなのかも…」みたいなことを書いたが、漫画家志望だったわけだな。この漫画のコンセプトも、著者が旧友のことを描く趣旨だったから、話が綺麗につながった。デビューまで10年以上かかったが、逆に言えばそんな長期間諦めずに継続できたわけか。一方で、「みぃちゃんの話はやり尽くしたんじゃないかな…?」と思ったが、風俗編がひどい。人間の醜さ、弱さ、惨めさを吐き気がするほどのリアリティで描いてる。金払って、なぜこんな不快な気持ちにならにゃならんのだ…。2025/09/26