内容説明
大航海時代、琉球王国で役人を務める元倭寇の眞五羅は、島の防衛に必要な最新鋭の大砲を手にいれるべく、ポルトガル領マラッカを目指す船旅に出る。しかし、マラッカ周辺は3つの国が相争う危険地帯。眞五羅たちも壮絶な戦いに巻き込まれていく。島と大切な人たちを守るため、大砲を手にすることができるのか。手に汗握る冒険歴史小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Katsuto Yoshinaga
8
舞台は大航海時代の琉球王国。国の防衛のため最新鋭の大砲を求め、元倭寇の役人を交渉役に、名家の坊ちゃん、琉球に住む航海と外交の専門集団の華人、薩摩出身の倭寇らで構成された使節団が、ポルトガル領マラッカへ送り出される。当時のマラッカは、スマトラ、マレーといった国が覇権を争う紛争地帯。そこに、ポルトガル人冒険家や倭寇の頭領、ジャワ人の女性実業家も絡んでいき、無事大砲を手に入れられるか!?コレが滅法面白かった。端的に言えば”ワンピース”である。少年漫画過ぎる点は否めないが、もっと評判になってもいい爽やかな一作。2026/10/03
てぃと
4
16世紀、倭寇の襲撃を防御するための大砲をポルトガル人から調達すべくマラッカへ向かった琉球王国使節団が活躍する海洋冒険小説。先ずは琉球・日本・明・アユタヤ・マレー・ポルトガル等々多国に渡る国際色豊かな舞台設定に惹かれました。様々な国籍の登場人物たちも個性的。その多くが実在する人物とのことで、その歴史に触れることができて感銘してしまった次第です。ポルトガル人が琉球人を「レキオス」と呼ぶ様が何ともイイ感じ。読了感も爽快で冒険小説として純粋に楽しめました。超面白かった!2026/05/01




