内容説明
この仲間でよかった。
私は、もっと弓道がやりたい。
インターハイ予選にのぞむ武蔵野西高校弓道部。
その才能が、覚醒する。
『書店ガール』著者の「弓道」青春シリーズ最新作
復活を遂げた武蔵野西高校弓道部は限られた部員ながら団体個人両方で東京都女子代表として関東大会出場を果たした。
新入部員も増え、楓たちは皆で協力しあって部活動を軌道にのせてゆく。
そして楓たちにとって最後の大会となるインターハイ予選がいよいよ始まる。
青春弓道小説シリーズ、第5弾!
〈文庫書下ろし〉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゴンゾウ@新潮部
98
覚醒編。関東大会に出場し最後の試合に出場した楓。インターハイで優勝した喜美の活躍に刺激を受けて大学でも弓道部に入る決断をする。高校に入学して休部状態の弓道部を復活させて後輩達にバトンを繋いだ3年生達に拍手を贈りたい。大学編に期待します!2025/11/28
ぼっちゃん
46
今回の覚醒編は、インターハイ予選から高校卒業まのでの話。三年生の追い出し射会はジーンときますね。この仲間で弓道部を作って本当に良かった。それぞれ形で大学でも弓道をやるようなので、大学生シリーズとして続くのかな。2025/10/02
PEN-F
40
この“覚醒篇”で高校での弓道部の物語は終了。青春全開のラストシーンはグッときました。次からは大学生篇に突入するのかな?弓道部の強豪大学へと進む楓と善美の今後の活躍に期待です。 2025/10/19
カブ
36
武蔵野西高校での最後の年を迎える楓は、インターハイ予選に果敢に挑む。弓道を続ける気持ちに決意を感じた。次は大学弓道部なのかな。まだまだ続いて欲しい。2025/10/23
よっち
33
限られた部員ながら団体個人両方で都の代表として関東大会出場を果たした武蔵野西高校弓道部。楓たちにとって最後の大会インターハイ予選が始まる第5弾。1年生も参加した5人立ちで挑んだ団体戦。善美が躍進した個人戦。そこでの出会いをきっかけに強豪の都立南高校を見学したり、受験勉強と並行しながら弓道部の合宿参加や、日帰りで善美が出場するインターハイを見学する中で、楓もいろいろ刺激を受けて大切なことに気づいたり成長していく姿は良かったですね。そんな変化の中での乙矢との関係は気になるところですが、大学生編も期待してます。2025/09/12




