内容説明
ダンジョンで崖が崩れ、パーティーからはぐれてしまったナオとナツキ。ナオがとっさに放った魔法で何とか助かったが、そのまま川に流されてしまう。その後岩山に洞窟を発見するが、そこはボス部屋へと続く通路だった。一方、ナオたちを心配しつつも帰還ポイントに戻ってくるハルカ、トーヤたち。そこには一足先に帰還ポイントに戻ってきていたナオとナツキの姿が! 再会を喜ぶ一行は、ラファンに戻り、早速、ダンジョン二十一層の攻略に向けて準備を始める――。ダンジョン探索に加え、酒蔵造りに味噌&醤油作りと、王道スローライフも満喫のシリーズ、13弾! キュートなレミ―の初めて冒険を描く、大ボリュームのサイドストーリーも収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
bluets8
6
崖から落ちて大ピンチ!はサクッと片付け、異世界転移のお約束、味噌だ!醤油だ!日本酒だ!の13巻。麹菌の分離と培養から初めるリアルなところと、時間経過や大きな手間は魔法でさっさと進めるお手軽さ。シリーズ当初にはよく見られた、適度にリアルで適度に都合よく、丁度いい塩梅で読んでいて楽しい異世界転移ものの顔が久々に出てきた。それと崖下から麹までずっとナツキ当番回。窮地での的確な立ち回りとナオへのさり気ない気遣い、本心を冗談でぼかす慎ましやかさ。露骨にアピールしすぎて引かれているどこかの誰かに見習ってほしいね。2025/09/08
はじめまこと
3
真に異世界スローライフをしている作品はこれ以外にないという主張を昔から繰り返しているが、結局のところは社会のリアリティ無しに生活のリアリティは産まれ得ないという話であるらしい この作品の場合は成り上がりの文脈から極めて遠いというのも大きいが、やはり寿命や老後、副業といった単語が人間関係の変化と一体となって自然に導入されることが作品や集団の独特な空気形成に一役買っていることは間違いない 一見オープンだが実際には異世界人として極めて閉鎖的な人間関係を抱える中で、社会に溶け込もうとする意思はそれこそ最序盤の↓2025/12/09
Junta
0
崖の下に落下したナオとナツキのその後が気になったので一気読み。なかなか危険度の高いところで、二人の組み合わせでなければもっと危なかったかも。前回で合流した三人娘の活躍もマシマシで良かった。続きが楽しみである。2025/09/09
-
- 電子書籍
- 精神科医が教える 60歳からの人生を楽…
-
- 電子書籍
- Retry~再び最強の神仙へ~【タテヨ…
-
- 電子書籍
- モヤモヤ・ウォーキング 分冊版 第2話…
-
- 電子書籍
- 稲妻とロマンス(1)
-
- 電子書籍
- アジア辺境論 これが日本の生きる道 集…




