内容説明
失踪した元公安刑事が、外国人ヘイトの
『匿名・流動型犯罪グループ』(トクリュウ)
を指揮!?
警察小説もここまで来たか……。
これが、令和日本。
ガチでヤバい、“リアル”なクライム・ノベル
書下し
不法移民の一件でジャーナリスト魂が呼び
覚まされた磐田は、『令和天誅組』を名乗る
外国人ヘイトの『匿名・流動型犯罪グルー
プ』を追っていた。やがて雑誌記者時代に担
当した港湾関係の案件に辿り着く。またも命
の危険が迫る磐田に接触してきたのは、警視
庁公安部外事四課の刑事多久警部補だった。
二人は奇妙な共闘関係を築きながら、犯罪の
暗い闇に踏み込んでゆく。前回の事件で姿を
消した六志の影もちらほらと見え隠れし……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ち~
28
日本に根を張る外国人テロリスト、トクリュウ、ディープフェイク…現在問題視されているネタが存分に盛り込まれていて、緊張感を持って読める。さらにダークさが増した六志さんも良いが、結構ヤバい多久くんも好き。爆破時は口を開けろ!2025/08/23
petitlyz
20
警視庁公安部外事四課シリーズ続編。六志は、前回ウズガラーヤ事件で殺人犯扱いになり、逃げ隠れしながら、トクリュウ的に集めた人間で、さらに残党を追っている。磐田は山谷の「あわや」を脱出する羽目になるが、あわやの主人の好意で六本木の「夜の魔女」に潜伏して今後を考えていた。六志の抜けた後、後輩の多久と中東に行って一時帰国の阿仁とで上司の目を逃れて作戦に加わる。多久が予想よりずっと働くし、独白が面白かった。2025/11/22
なまず
3
続編、今回は多久さん大活躍で阿仁さんという新キャラ登場。 段々と六志ネットワークが構築されつつあり、組織の本当の黒幕は何処なのか? あと五木さんどうなったの?2025/08/28
万論
2
主人公が変わっていって不気味。これが意味する刊が出来そう。終わったように見せかけるのかなぁ?次出るかな?2025/09/11
kos_sori
1
悪い奴らに対する最も効果的な嫌がらせがネット炎上かぁ。/同じ説明が複数回書かれていて、間違って書いてあるのかと思ったが親切なのだろうか。忘れてしまうので助かると言えば助かるが。2025/11/19
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