現代短歌パスポート5 来世イグアナ号

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現代短歌パスポート5 来世イグアナ号

  • ISBN:9784863856707

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内容説明

大好評の書き下ろし新作短歌アンソロジー歌集、最新刊!

斉藤斎藤 山崎聡子

堀静香 吉田隼人

井上法子 佐々木朔

石井僚一 丸山るい

野口あや子 内山晶太

【著者】
佐々木朔
1992年神奈川県生まれ。早稲田短歌会を経て、現在「羽根と根」同人。歌集に『往信』(2025年、書肆侃侃房)。

井上法子
1990年生まれ、福島県出身。著書に『永遠でないほうの火』『すべてのひかりのために』(ともに書肆侃侃房)。

丸山るい
1984年生まれ、東京都在住。「短歌人」所属。第22回髙瀬賞受賞。第一歌集準備中。

堀静香
1989年神奈川県生まれ、山口県在住。短歌同人「かばん」所属。第一歌集『みじかい曲』(2024年、左右社)で第50回現代歌人集会賞受賞。他エッセイ集に『わからなくても近くにいてよ』(2024年、大和書房)など。

野口あや子
1987年、岐阜市生まれ。「未来」所属。第一歌集『くびすじの欠片』にて第54回現代歌人協会賞。ほか歌集に『夏にふれる』『かなしき玩具譚』『眠れる海』。岐阜新聞にて月一エッセイ「身にあまるものたちへ」連載中。

内山晶太
1977年、千葉県生まれ。第57回現代歌人協会賞。歌集に『窓、その他』。「短歌人」編集委員。「pool」「外出」同人。

山崎聡子
1982年栃木県生まれ。「pool」、ガルマン歌会などに参加。未来短歌会所属。2013年歌集『手のひらの花火』(短歌研究社)で第14回現代短歌新人賞。2021年歌集『青い舌』(書肆侃侃房)を刊行。2022年同歌集で第3回塚本邦雄賞。

斉藤斎藤P
・斉藤斎藤(さいとう・さいとう) 1972年生まれ。歌集『渡辺のわたし』『人の道、死ぬと町』。
・ChatGPT 4o(ちゃっとじーぴーてぃー・ふぉーおー) 2023年生まれ。豊富知識で対話の疑問を即解決する最新AI。

吉田隼人
1989年、福島県出身。早稲田大学大学院仏文科博士課程満期退学。2013年に角川短歌賞、2016年に現代歌人協会賞。歌集『忘却のための試論』『霊体の蝶』、エッセイ集『死にたいのに死ねないので本を読む』。

石井僚一
1989年北海道生まれ。石井は生きている歌会主催。歌集に『死ぬほど好きだから死なねーよ』(短歌研究社)、『目に見えないほどちいさくて命を奪うほどのさよなら』『・』(いずれもKindle版)。

目次

佐々木朔「新市街」
井上法子「碧瑠璃」
丸山るい「遠景」
堀静香「ひらひらと四股」
野口あや子「サブスク」
内山晶太「逃げてゆく馬たちの」
山崎聡子「越冬隊」
斉藤斎藤P「呼吸のように」
吉田隼人「nunc aeternum」
石井僚一「ありがとアーメン、さよならグッバイ」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

みつ

12
10人の歌人の、それぞれ十五首からなるアンソロジー。「NHK短歌」の講師として知っていた斉藤斎藤氏と山崎聡子氏以外は、おそらく作に初めて出会った方。海辺の夕暮れからの時間経過を詠む井上法子氏、ウイルスに感染した日々が題材の野口あや子氏、哲学(者・書)を織り込んだ吉田隼人氏の作に特に心惹かれる。最年長(といっても50代前半)の斉藤氏作品は、ChatGPTに短歌を詠ませる試み。条件設定、選歌、配列は斉藤氏担当。このAIも巻末の執筆者プロフィールに顔を出す。本書の副題『来世イグアナ号』は、吉田氏の作品に現れる。2025/07/21

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