ことのは文庫<br> おまわりさんと招き猫 夢みる旅の通り道

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ことのは文庫
おまわりさんと招き猫 夢みる旅の通り道

  • ISBN:9784867168004

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内容説明

【電子版巻末にはショウイチ先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】
海辺の町・かつぶし町のおまわりさん・小槇(こまき)くんと、交番に住み着く「しゃべる猫」のおもちさんはパトロール中に謎の遊具を見つけた。それはずんぐりとした白黒の「バク」のアニマルライドだったが、このバクは見かけたと思ったら不意にその姿を消し、また全然違う場所に現れるのだ。
そんなとき「夜見る夢を蒐集している」という作家・暁(あかつき)が町を訪れた。

「猫も夢を見るのかい?」「もちろん見るですにゃ」

そして気が付けば、春から夏に移り変わる町の景色の中にも、不思議な「夢」が侵食し始めて――。
今のかつぶし町は現実なのか、それとも夢か。もし夢ならば、そこから町の人が目覚める日は来るのか。
癒しの「あやかし」物語、ちょっと不思議な第5弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆのん

37
【シリーズ5作目】かつぶし町・かつぶし交番勤務の小槙くんとしゃべる猫・おもちさんの物語も5作目となる。平和で穏やか、ノスタルジックなこの町で今回も不思議な事件が。謎の旅人、突如現れたバク、壁の落書き、蛙好きの男性などなど…。おっとりしたおもちさんと、真面目で心優しい小槙くんのお陰でほっこりムードではあるが、夢と現の境目が曖昧になっていく過程や、恩人を招待する女性の話は少し怖い感じ。『商店街の運試し』は1番好きな物語で、『子供の味方』も可愛らしく良かった。読む度に書いてしまうが、こんな町に住みたい。2025/03/20

はる

14
突如かつぶし町で目撃されだしたバク。そして、民宿に泊まってみんなの夢の話しを聞く暁さん。この2つは何処かで繋がっていそうなんだけど、なかなか分からない。暁さんとバクは同じものなのか全然違う物なのか、最後まで分からずじまい。そして、暁さんの作家と言う職業も分からないまま終わると思ってたらまさかの番外編で解決。あのバクはあの人のって。2025/09/07

小梅さん。

11
おもちさんも、かつぶし町のみんなも、あいかわらず元気で嬉しい。 それにしても、かつぶし町に神出鬼没に現れるバク、謎の紳士暁さんは何者なのか。 町で起こるあれこれは2人(?)に関りがあるのか。 色々なことが起こる中で、福引の展開がすごく好き。 あの結末、最高! 小学校での防犯教室も楽しかったー。 先生たちも、おまわりさんたちも頑張った。 かつぶし町におもちさんがいる限り、このシリーズはきっと続く、うん、きっと。2025/07/25

読書好き・本屋好き堂

10
第5弾。 かつぷし町にバク?と同時に、夜見る夢を募集している作家の暁さんも現れる。 相変わらず、不思議な出来事がかつぶし町には起こる😅 おもちさんはマイペースで可愛いし、 最後まで不思議でほっこりと温かくなる素敵な作品✨2025/08/04

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