内容説明
親友たちとの卒業旅行。
趣味も価値観も異なる4人がアイデアを持ち寄ったことで、新しい経験をし、未知の物に触れ、悠太と沙季の見える世界が拡がっていく。
旅行や大学生活、プロと呼ばれる大人との会話を経て、二人は思い知る。
日本の渋谷。通っていた高校――そんな限られた狭い場所にいるだけでは見えないものがたくさんあるのだと。
自分の人生をより良いものにするために。
二人の関係をより良いものにするために。
沙季は、ある決断をくだす――。
卒業旅行、テーマパーク、お笑い、水族館、大学生活開始、インターンシップ、子づくりの相談。
自立の時を迎える“兄妹”が距離を越えた証を求め合う恋愛生活小説、第14弾。【電子限定!書き下ろし特典つき】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
合縁奇縁
34
『兄妹ではしないこと。恋人だからできること。』高校――そんな限られた狭い場所にいるだけでは見えないものがたくさんあるのだと。自分の人生をより良いものにするために。二人の関係をより良いものにするために。沙季は、ある決断をくだす――。卒業旅行、テーマパーク、お笑い、水族館、大学生活開始、インターンシップ、子づくりの相談。自立の時を迎える“兄妹”が距離を越えた証を求め合う恋愛生活小説、「義妹生活」シリーズ第14弾。高校生活の終わりと、大学生活の始まり。2人が大学で出会った新たな友人も高校では出合わなかった2025/07/03
よっち
30
無事第一志望の大学に合格した悠太と沙季。同じく国立の最難関大学に合格した丸や奈良坂とともに大阪に卒業旅行に出かける第14弾。卒業旅行で満喫した大阪城やテーマパーク、お笑い、水族館。新たに始まったそれぞれの大学生活での新たな出会い、インターンシップに挑戦する沙季。そして母親からの相談。わりと真面目な2人だけに新たな出会いで感じたギャップだったり、生活リズムの変化もあったり、環境が変わっていくことに同じような不安を抱えていましたが、そこで改めて価値観をすり合わせることができる2人のことを応援したくなりました。2025/06/24
わたー
19
★★★★★面白かった。高校を卒業したらすぐに大学生活を描くんじゃなくて、卒業旅行を挟みながら、徐々に変化していく、変化せざるを得ない二人の生活習慣を描いていくというのが実にこの作品らしいなと思う。たとえ同じままであるものは何一つないのだとしても、変化に順応して彼ららしい関係をこれからも見せていってほしいなと。ラストのアレは実に抒情的で文学的で私は好きよ。それにしても、これまで散々匂わされていたことが遂に浅村くんにも認知されたが……なんかえらい時間かかったな…らしいっちゃらしいが。2025/07/14
れっちん
12
高校生活の終わり、そして始まる大学での日々。 卒業旅行、進学、そして『沙季』が選ぶこれから―― 大きな節目を迎えたふたりの時間が、丁寧に描かれる第14巻。 そしてやはり、エピローグがとても良かった。 この作品だけが持つ、言葉にならない余韻。 読み終わったあと、そっと目を閉じたくなるような穏やかさがある。2025/06/25
とってぃー
11
兄妹兼恋人から”恋人”になるのいいな〜 卒業旅行&大学生編スタート。丸・奈良坂はでしょうねというところ。2人とも好きだからこれから出番少なくなるの悲しいな。大学生となりライフサイクルが変わる様子は、自分の過去を想起させられて実感がめちゃくちゃ湧きました。他にも母からの言葉とこれからの関係の擦り合わせなど義妹生活らしい進み方をみせられて感慨深いです。ラストはもうちょっと焦らすかと思ったら本巻できたのでびっくりしたけどなんか嬉しい。2025/07/02
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