内容説明
突如発生した狩場での刃蜂の暴走事件。
ジグたち救援部隊の活躍もあり、被害は最小限に抑えられたものの、冒険者に多くの犠牲を出した。
この事件が人為的に引き起こされたギルドへの攻撃ではないかと疑うギルド副頭取・カークは、ジグに事件の調査を依頼する。
亜人に鍛冶屋、マフィアと、これまで積み上げてきた情報網を駆使して情報を集めるジグ。
一方、残されて不満げなシアーシャも何やら行動を開始し……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
32
今回は多くの冒険者が犠牲となった事件の発端。蜂の巣を風魔法で攻撃し暴走を誘発した犯人探し。依頼者はギルド長のカーク。探っただけでジグは襲われてしまう。それをジグの態度で察したシアーシャは依頼者のカークに圧力をかけて事情を知る。魔女であるシアーシャの恐ろしさが垣間見えた6巻。黒幕はいったい誰なんだろうか?シアーシャ怖!噂を調べたら原因がジグだったのは笑った。HPにて加筆:https://www.kashiwa1969.online/ovel-witches-and-mercenaries-6-review/2025/06/20
よっち
28
突如発生した狩場での刃蜂の暴走事件。シアーシャとともに救援部隊に参加した傭兵ジグが、ギルド副頭取カークの依頼で事件の調査を開始する第6弾。冒険者に多くの犠牲を出した事件が、人為的に引き起こされたものではないかと疑うカーク。依頼を受けて亜人に鍛冶屋、マフィアと、これまで積み上げてきた情報網を駆使して情報を集めるジグ。一方彼の単独行動に不満げなシアーシャに芽生え始めた感情と、そこからの行動には思わず笑ってしまい…笑えなかったですけど、ジグも相変わらず巻き込まれがちで最後の邂逅からどうなるのか続刊が楽しみです。2025/06/19
ホシナーたかはし
19
メインだけでなく、サブキャラも面白くて惹かれる作品。多分、現時点で一番つおいのは医者ドレア。それとたった一言でカティアを撃沈させたスキラッチィwカティアのサービスシーン並びにサービスカットがあってもあまりそそられないのは、彼女の日ごろの行いのせいかも。 2025/07/05
どんぐり@京都の何処かで
12
WEB既読。ちゃんと紙でも購入してるよ。この巻からなんだね、シャナイア出てくるの。以降激しくネタバレ。もう一人の魔女。しかもシアーシャより長く生きているヤツ。モフモフフサフサに目が無いシアーシャちゃんでした。まさかのカーク3段活用をイラストにぶち込んできました。ファンの心を分かってるね。良きです。2025/08/02
真白優樹
9
ジグが退院した途端に狩場で事件が起きる中、カークが何かキナ臭さを感じ調査を依頼してくる今巻。―――一つの事態、釣り上げるのは大きな混沌? 情報屋の真似事、的な場当たり捜査を繰り広げるジグが、街の外に通じる黒幕を引きずり出していく巻であり、上下巻という事で事件の始まり、そして大きな事態が起きる巻である。 果たして何処かの街へ転移してしまったジグは帰ってこられるのか。そして、その街で出会った魔女らしき女性と、シアーシャはぶつかり合ってしまう事になるのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。2025/06/30