内容説明
魔王討伐から数年後、王国で開催されている慰霊祭で亡くなった者たちに祈りを捧げる勇者たち。王都が祭りの喧騒に包まれる中、勇者はかつて旅の始まりで出会ったリュドニア国の姫と再会を果たす。少し緊張した面持ちで言葉をかける彼に、姫は冷たく重い声で「リュドニアの勇者を殺したのはあなたですか」と糾弾する。かの勇者が姫の兄であり王子だったことを思い出した彼は、心にかすかな痛みを覚えながら「王子を殺したのは魔物シェイプシフター。あなたもご存じのはず」と伝えるのだが……。これは旅の始まりで出会った、もうひとりの勇者と姫の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
138
Kindle。シリーズ3作目。勇者パーティそれぞれが魅力的だから勇者が軸でなくても面白い。なんとなく予想していた展開がどんどんひっくり返されていく快感が心地よい。物語としては1巻で完結しているので、魔王討伐の道中と討伐後の話を交互に出していけば何作でも続きそうな予感。2025/08/05
☆よいこ
103
誰ゆう③勇者とはなんぞや▽リュドニア国のカルロス王子は勇猛果敢で魔王軍と対峙して大きな戦果を挙げている。誰もがカルロスこそが勇者であると信じ、国境を守るのではなく勇者として魔王に立ち向かうべきであるという。一方、預言者から信託された勇者アレスは、魔王の領地に向かうためリュドニア国へ入る。カルロスを勇者にしたい信奉者は魔王軍と通じ、アレスを殺そうと画策する。人に化けたシェイプシフターは誰だ▽1巻からして面白かったが更にレベルを上げてきた感。裏切者を探す謎解きもいい。勇者たちに祈りを捧げたい。2025.6刊2026/05/19
あっちゃん
94
一巻の勇者の話に戻る(笑)散々魔王とか勇者とか言ってるけどマトモに冒険してる勇者初めて見たわ!それにしても聖女マリア闇が深い( ̄ー ̄)2025/12/10
dorimusi
83
3巻目なのでインパクトは薄れてきたけど、相変わらずコンセプトは好きなシリーズ。推理モノってわけではないけど、誰が殺したのか?を語りつつ、シェイプシフターはだれなのか?そもそも居るのか?殺せなさそうなのに死んでる?とかいろいろ明らかになっていく過程が楽しめた。 個人的には神に善悪なく、回復の奇蹟だけじゃないってところがなるほどって感じだった。 聖女マリアのキャラってここまでだっけ?と記憶が怪しいところもあったけど、楽しめた。2026/03/02
こも 旧柏バカ一代
83
勇者の旅路の途中の話。アレス(ザック)よりカリスマがあり、魔法、剣術も上な王子カルロス。彼はアレスが勇者認定される前まで勇者最有力と呼ばれていた存在だった。だが、彼の内心は。結末は何とも後味の悪い。そして、マリア怖! HPにて加筆。https://www.kashiwa1969.online/novel-daken-9-review/2025/05/30
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