文春文庫<br> 命の交差点 ナースの卯月に視えるもの

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文春文庫
命の交差点 ナースの卯月に視えるもの

  • 著者名:秋谷りんこ【著】
  • 価格 ¥800(本体¥728)
  • 文藝春秋(2025/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167923624

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内容説明

元看護師が贈る感動作。シリーズ第三弾

☆シリーズ累計10万部突破!!!☆
☆売れ続けています!!!☆
☆今一番読みたい新人作家・秋谷りんこの最新作☆

「ますます泣ける」
大人気シリーズ、待望の最新刊!

がん看護のプロとして病棟を支える看護師・卯月咲笑。彼女には患者が死を意識したときに現れる「思い残し」が視える。孫に会いたい老婦人、結婚目前で病に倒れた若い女性…・・・卯月はその想いに寄り添い、病のなかにも光を見つけようと奮闘する。しかしある日、自身の検診で再検査の通知を受ける。命の現場の厳しさと希望を描く感動作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

65
シリーズ第3弾ですが、過去2作を軽々と上回る素晴らしい仕上がりでした。看護師さんはとにかく必読かと思われるこの作品。患者さんに向き合う姿や日々の看護師としての業務などがリアルに綴られています。主人公「卯月」はもちろんのコト、後輩「遠野」さんや「北口」さんもしっかりと成長しており、今回はそこにルーキー「丹羽」さんが加わります。お仕事柄、日々シリアスなコトに直面しつつも、やはり職場は改めて人間関係が何よりも大切だなと。何度も何度も涙腺が緩み、じんわりとココロが温かくなれるステキな読書タイムを過ごせました。2025/06/01

akiᵕ̈

28
がん看護専門看護師になる為の勉強も終え、試験に向けて常勤に戻ったナースの卯月。息子を溺愛し自分が何の為に生きているのか分からなくなった母、ロクな看護をしてもらえず重度の便秘で体も動かない男性、誤嚥性肺炎をお越し入院、娘に赤ちゃんが産まれたパーキンソン病の女性、過去にがんを患い人工肛門を造設し、高齢でエンディングノートをしたためる女性など、その患者たちの「思い残し」に触れながら、より自分らしい人生を送れるよう看護にあたる。卯月の献身ぶりに愛の手を差し伸べる医師や、ホスピスへの打診と、まだまだ成長が見れそう。2025/05/09

takaC

15
いろいろ決着していなかったから続きが読めて良かった。今作から「ナースの卯月に見えるもの」は副題になったようなのでさらに続くんだろう。2025/05/24

りゅうのすけ

3
シリーズ3作目で…良かったです。看護師さんの視点で描かれているためか…心を揺さぶられました。“5 それでもそばにいたいから”は情けないですが…本当に泣けました。とっても良い読後感です。このシリーズ…まだ続くのかなぁ…続いて欲しいなぁ…。2025/05/18

kt

1
1年も意識がなかったのに取り戻した。若いし奇跡は起こる。諦めない事が大事。現実にあると聞いたような気がする。フィアンセの愛が良かった。2025/05/25

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