内容説明
元看護師が贈る感動作。シリーズ第三弾
☆シリーズ累計10万部突破!!!☆
☆売れ続けています!!!☆
☆今一番読みたい新人作家・秋谷りんこの最新作☆
「ますます泣ける」
大人気シリーズ、待望の最新刊!
がん看護のプロとして病棟を支える看護師・卯月咲笑。彼女には患者が死を意識したときに現れる「思い残し」が視える。孫に会いたい老婦人、結婚目前で病に倒れた若い女性…・・・卯月はその想いに寄り添い、病のなかにも光を見つけようと奮闘する。しかしある日、自身の検診で再検査の通知を受ける。命の現場の厳しさと希望を描く感動作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
113
シリーズ第3弾ですが、過去2作を軽々と上回る素晴らしい仕上がりでした。看護師さんはとにかく必読かと思われるこの作品。患者さんに向き合う姿や日々の看護師としての業務などがリアルに綴られています。主人公「卯月」はもちろんのコト、後輩「遠野」さんや「北口」さんもしっかりと成長しており、今回はそこにルーキー「丹羽」さんが加わります。お仕事柄、日々シリアスなコトに直面しつつも、やはり職場は改めて人間関係が何よりも大切だなと。何度も何度も涙腺が緩み、じんわりとココロが温かくなれるステキな読書タイムを過ごせました。2025/06/01
えんちゃん
58
ナース卯月シリーズ③ 中堅になり、患者さんとの距離のとり方にも変化が。ただがむしゃらにではなく、本当に求められている看護が何なのか。経験を積み真摯に向き合い、より頼もしい存在になってゆく。卯月の成長し続ける姿が眩しくて泣けてくる。次作はホスピス編かな。ハードな仕事が待っているだろう。でも卯月なら、患者さんへの尊厳を忘れずに頑張ってくれるはず。2025/08/04
さちこ
55
看護の仕事に使命感があるから思いやりに溢れる看護が出来るんだな。看護師とはなんと大変な仕事なのだろう。初期の藤岡陽子さんの作品を思い出した。2025/06/25
Karl Heintz Schneider
49
シリーズ第三弾、まだまだ続きそうな予感。卯月咲笑は30歳のナース。彼女には患者の思い残しが映像として視えてしまう。今回、患者の枕元に立つ思い残しの人に会いに行くことに。これって看護の域を超えている?ただのおせっかい?でも患者さんの今後が少しでも明るくなること、穏やかに過ごせることの手伝いになるのであれば、いい看護につながるのではないか。そう思うことで自分を納得させる卯月。やや強引な気もするけど(笑)2025/06/27
坂城 弥生
38
卯月が思い残しには深入りしなくなったけど真摯に患者さんに向き合う姿は変わらず。2025/06/27