集英社文庫<br> 梟の咆哮

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集英社文庫
梟の咆哮

  • 著者名:福田和代【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 集英社(2025/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087447446

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内容説明

「片時も眠らず活動できる」という特殊な性質を持つ忍びの一族、〈梟〉の血を引く史奈は、大学を休学し単身、京丹後へ。一族を奇病から救う、特別な水源を探し求めて、〈梟〉のルーツを辿る旅に出た。そこで再会したのは、先祖代々忍者として鎬を削ってきた〈狗〉(いぬ)の一族。彼らの隠れ里が、存亡の危機に瀕しているらしいとの噂を耳にして――。若き忍者の末裔たちが、因縁を乗り越え、未来のためにともに立ち上がり躍動する! シリーズ第4弾、新たなる冒険へ!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

のり

66
一族のルーツを辿りながら、狗の一族の里にも交渉に向かった「史奈」。中々思う様に話が進まないが、ハイパー・ウラマでの結果に対して狗一族に嫌がらせの手を遣う男。対処にあたり、梟の一族に渋々手伝ってもらう事になり、最強の一族同士が手を組む。男も何と無謀な計画を立てたものだ。この男との戦いも長くなりそうだ。急接近の二人もいれば、史奈は逆に恋人の失踪も絡み、心穏やかではないだろう。謎が多く残り次作も楽しみだ。2025/04/25

coolgang1957

50
また図書館の新刊本コーナーで適当に手に取ったら、どうやらシリーズ4巻目みたいな雰囲気。話は古い一族同士の確執や闘いから始まってライバルとなって、力を認め合って協力していくことに進化したらしい…らしい、としか言えない、いきなり途中から読んでるからやね。それで何がそうさせてるかがわからん😅平和のためか国難のためか歴史の探究か、なんでしょうね😓敵はカルト集団ですかね。1巻目は違ったみたいな集英社の宣伝文ですけど…やっぱり入り込めてないな💧2025/05/15

空のかなた

25
忍びの末裔、眠らない一族「梟」。その棟梁"ツキ"になった史奈のシリーズ。シリーズで読破していくほどに、その世界観や梟の特異な能力の凄さ等が味わえると思う。今回はあのドーピングも可とする競技ハイパーウラマの敵として対峙した「狗」と「梟」が共通の敵を倒す為に、互いに協力し合う展開。先代の梟のツキだった史奈の祖母の夫、榊恭治(死亡?)と、彼が率いる新興宗教まで現れる。「狗」のこれまで辿ってきた歴史や誓い等も解き明かされていく。そして狗の疾風、のお茶目で強くて感情表現がストレートな点が思いっきり魅力的な一冊に。2025/07/05

きあら

24
「水」を探すために梟のルーツを探しに丹後に向かった史奈は、狗の一族と再会する。そこで狗の隠れ里の土地が狙われていることを知る。梟シリーズの4作目。これまで対峙していた梟と狗の共闘。そしてこれからの共栄。御師様も出てきて、これからの展開が楽しみ。2025/04/03

menoruka

22
シリーズ4作目。京丹後の伊根へ。忍者の末裔たちは人数とても少なかった。続くためには変化も必要と才ある継承者たちが活躍。次作に続く謎も多く楽しみです。2025/06/25

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