中世王朝物語全集〈11〉雫ににごる・住吉物語

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中世王朝物語全集〈11〉雫ににごる・住吉物語

  • 著者名:室城秀之/桑原博史
  • 価格 ¥3,951(本体¥3,592)
  • 笠間書院(2025/04発売)
  • ポイント 35pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784305400918

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内容説明

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雫ににごる(しづくににごる)室城秀之[校訂・訳注]帝に離縁された内侍督は、若宮を生んで死ぬ。若宮は、中宮の娘一品の宮のもとで育てられる。翌年、悲しみの癒えぬ帝は、若宮を春宮に、内侍督の兄を内大臣にし、春宮に譲位した後、出家して即身成仏する。帝・内侍督の悲恋と内大臣家の繁栄を描く。脱落の内容と錯簡の修正に配慮した、本物語初の注釈書。住吉物語(すみよしものがたり)桑原博史[校訂・訳注]母を失った中納言兼左衛門督の宮腹の姫君は、継母の妊計によって、思いを寄せてきた四位の少将を三の君にうばわれる。入内話や結婚話をことごとく妨害された姫君は、住吉の尼君を頼って京を離れる。四位の少将は、初瀬の霊夢で姫君の居場所を知り、京へ連れ帰り、子を設けて、一族は繁栄する。数多くの伝本をもつ、継子苛め物語の代表作。

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