内容説明
寿司を海苔でくるんで真ん丸にした、見た目はおにぎりで食べると寿司──そんな「おにぎり寿司」という変わり種が品川で流行っているという。しかも、謎の味覚・魔味を追い求めている「魔食会」も注目しているらしい。ここは、味見方同心である魚之進も出動。早速、妻のおのぶに買ってきてもらい吟味を始めた矢先、仰天の事態が出来する。おにぎり寿司の店主が刺殺されたのだ。目撃証言では、犯人は男か女かはっきりせず、また、店主の言い残した言葉は「おにぎり寿司はやっちゃいけなかった」だった。それはいったい何を意味するのか。犯人の手掛かりは……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさか
22
2025年3月講談社文庫刊。書き下ろし。シリーズ4作目。おにぎり寿司、子どもうどん、ゾウ煮、怪獣椀、の4つの連作短編。相変わらず、変わった事件ばかりで謎も面白いが、やや小粒感あり。次作に期待。2025/05/31
ふわりん
12
サブタイトルにある「おにぎり寿司は男か女か」、何のこと?と思ったら、あ、そういうことね。この「おにぎり寿司」ってもしかしたらとても美味しいんじゃない?と思うんだけどどうだろ⁈風野さんの小説は会話がテンポ良く、文章も短いので読みやすい。魔食という名のゲテモノ(えも言われぬ美味しさのものもあり)を毎作作り出す奇天烈な発想力も素晴らしいと思う。今回聞いたことのない魚が多く出ててその風貌に興味がわき検索しながら読み進めると、本当に面白い顔形をしていて楽しかった。根っこは解決しなかったので次回に持ち越しとなった。2025/04/21
一五
11
魔食度合いが低い。子どもうどん 魔食じゃないが面白かった2025/06/26
ミド
9
おにぎり寿司は美味しそうだなと思っていたのにオチが激マズだった。ゾウの鼻の肉はタイで食べられるみたい。どうしてもイメージはギャートルズ。あれはマンモスだったけど。怪獣椀は確かに椀のふたを取ってこの顔が出てきたら驚くかも。でもインパクトはあっても味がいまいちでは魔食にはならない。そういえばまだ魔食認定された料理はなかったのか。そろそろ第一号を見てみたい。2025/08/24
やま
9
前半の料理は良いけど、後半のゾウ煮、怪獣椀は食欲が湧きませんでした。謎の織豊川が登場し、今後の展開が楽しみです。2025/03/23
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